国土交通省が認定する断熱等級7

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今日もご覧いただきありがとうございます。

株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきたいと思います。

《《《2021年11月5日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第111号》》》

国土交通省がタスクフォース会議で言ったこと

以前は、今後の住宅行政はどうなるかをブログに書いていました。

この当時は、現在の説明義務化から、断熱等級4を義務化するぐらいだろうと思っていました。

ところが、本日の発表で、国土交通省がかなり意欲的な案を出してきました。

今後、11月24日に再び3省合同会議を開いて告示案、省令案をまとめ、パブリックコメントを経て来年1月、社会資本整備審議会建築分科会建築環境部会への報告を予定。公示は来年3月の見通しとなっているとのことです。

これが最終案ではありませんが、とりあえず国土交通省として、下記のようなことを考えていることが解ります。

  1. ZEH(経産省管轄)を国土交通省が断熱等級5として追認
  2. HEAT20のG2相当を、断熱等級6とする
  3. HEAT20のG3相当を、断熱等級7とする。

これまでの流れで、上記ブログから映像を見て欲しいのですが、東京大学の前准教授は、ZEHを2030年には住宅の性能として義務化するようにおっしゃっています。

これは、2050年のカーボンニュートラルに向けての措置です。

岸田総理が、わざわざG20の開催地イギリスまで出かけていって、改めて菅総理が昨年明言した2050年カーボンニュートラルに言及して、およそ1兆円ものアジアへの基金を発表したのは、国内でも相当な事を準備しいてる可能性があると思っていましたが、実現するかもしれません。

これまでの最高等級が一気にUP

これまで、国土交通省が定める断熱等級は、4が最高でした。5を作るという話はありましたが、6,7はどうするかすら決まっていませんでした。

これまでの数値を表にしたので見てください。

 1・2地域3地域4地域5地域6地域7地域8地域
等級40.460.560.750.870.870.87
等級7(仮)0.200.200.230.260.260.26

数値的に大幅に向上しているのがご理解いただけると思います。

この断熱等級7は、壁の断熱を150ミリでは難しいということになります。

ただし、これはHEAT20 G2,G3と違うところがあります。5地域です。

 1・2地域3地域4地域5地域6地域7地域8地域
等級6(仮)0.280.280.340.460.460.46
HEAT20 G20.280.280.340.340.460.46 
等級7(仮)0.200.200.230.260.260.26
HEAT20 G30.200.200.230.230.260.26 

HEAT20では5地域は、4地域に寄せてありましたが、断熱等級では、6地域に寄せてあります。

これは、断熱等級4が、5地域は6地域に寄せてあったことに対応しての措置だと思います。

アメダスデータでは、5地域というのは6地域よりも確実に寒いので、HEAT20の委員会は4地域に寄せてあるのだと思いますが、国土交通省はここだけを変えてきました。

この点は、以前記事を書いておりますが、まずいのではないかなと思っております。

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Posted by 湊 洋一