APFが良いエアコンが省エネではないわけ
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年2月10日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第108号》》》
このフォーマットでのブログ108日目で大きな躓きです。更新が大幅に遅れてしました。
心機一転これからも毎日ブログを続けますので、よろしくお願いします。
今日は、先日Twitterで話題になっていたこの件です。
APFの数値が大きければいいのか?
APFというのは、Annual Performance Factorの略で日本語では、通年エネルギー消費効率といいます。つまり1年を通じで生み出す物を数字で示しているという事になるのです。
最近は、エアコンの効率を表す数値として知名度を上げています。ただし、これはエアコンだけではなく給湯器などにおいて持つ回れる数値になっています。
当然ですが、エアコンを選ぶ尺度にこの数値が使われるようにもなってきています。
カタログを見ると必ず数値が示されていますね。下記は、ダイキンさんのエアコンのカタログの一部です。
このAPFは、能力と消費電力の割合といっても良いでしょう。
このAPFですが、自動車の燃費と同じく基本的に実測値になります。
APFが良いと省エネなのか?
そして、APFの数字が大きければ大きいほど省エネになるのか?
ということですが、そう単純でもありません。
同じエアコンを同じ条件で2台列べて比べればAPFの良い方が効率が高い可能は大きいのですが、APFというのはあくまで機器の性能です。
自動車でいえば10モード燃費みたいな数字です。
プリウスがいくら燃費が良くても、街中や山道を走っていると燃費は悪くなりますし、平らな高速で100kmhぐらいでクルージングしていると燃費は良くなります。
エアコンでの街中や山道と、高速の条件を考えてみると下記のようなグラフなります。
これが、東大の前先生からいただいたエアコンの運転時の効率のカーブになります。山の位置はともかく基本的にこのようなカーブになります。
効率が良いとグラフが上になって、悪いところは下がります。
自動車と同じで、動き始めは効率が悪く、余りに必死に動いて入るときも効率が下がります。
なので、どんなAPFが良いエアコンを入れても、この効率の良い運転をさせないと意味が無いわけです。
んじゃ、どうすれば良いの?というのはこの間書きました。下記をご参照くださいませ。
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