床ざしは御法度 Vol.1007_2019/5/9

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1007 2019年5月9日号

おはようございます。
みなとです!
昨日は松尾和也先生のエコハウスセミナーの最終日でした。
最後はプランの話をおまけでしてもらったのですが、
知らない事がまだまだ多いですね。
それに、先日埼玉の全棟本格注文住宅の社長には、
『湊君が言っている住宅は規格住宅のことだよね』と
いわれました。
確かに、間取りが自由であっても矩計図は共通だったら、
それは本当の意味で注文住宅ではないですよね。
ただ、お客様が、注文住宅だと思えば注文住宅だとも思います。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

 床ざしは御法度

その松尾先生のセミナーの最後にプランの話になりました。

その中で、床ざしの話になりましたが、
床ざしを知らない設計者が半分ぐらい
いらっしゃいました。

本来は、断熱屋の僕がこんな記事を書く必要は
無いのかもしれませんが、念のためですね。

床ざしというのは、たたみの向きが
床の間に縦方向に刺さることを言います。
確かに最近の住宅は仏間をプランすることなど
ないですから、知らない30代の設計者は多いと思います。

仏間に神棚を置くルール、仏壇の方角などもとても大切です。
ネットで調べたら直ぐに解ることなんですが、
40年前の建築の僕の実家は仏壇が北を向いています。
ダメじゃんという感じですが、知らないとそうなりますよね。

また、ウォークインクローゼットの基本プランも
知らないと失敗してしまいます。

ウォークインクローゼットは、必ず両サイドに
洋服が掛かるようにしてください。
L型のプランは失敗作のケースが多いです。

そのため、入り口は部屋のセンターです。
真ん中が通路で、両サイドに洋服を掛ける部分にする
というのはスペースを最小にするプランになりますね。

プランニングも僕自身が情報提供できるのは、
精々その程度なんですが、とても奥が深いなと思います。
これも差別化のポイントになりますよね。

Posted by mx-eng