科学的思考
こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです。
《《《2024年1月23日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第448号》》》
この23日は、この日のうちにブログが書けませんでした。
何だかそんな日もありますよね。
でも、たまに行った会社で毎日読んでいますといわれると、ありがたいなと思います。
さて、今日はこのところ思う科学的な思考という奴です。
合理的な考え方
例えば、○○断熱は良くないと理由もなくいわれたら、どう思うでしょうか?
こんなことは日常茶飯事でして、セルロースファイバーは良くないとか、この間集中的に書いたウレタンは良くないという話もあります。
突然、研究者でもない人が語りはじめると?本当かな?と思います。
そして、同じ事をいっている人が多数になれば多数になるほど、付和雷同といって多数派に迎合する人が増えます。
例えば、ご存じないかもしれませんが『チ。地球の運動について』という漫画があります。(写真からアマゾンに飛びます)
この漫画は地動説を唱える事に対しての当時のキリスト教の反応を描いた作品です。
多数派は、地動説は神の教えに背くものだから反対なわけです。
最終的に、ガリレオ・ガリレイが登場して、『それでも、地球は動いている』といった言葉はとても有名ですが、この漫画に描かれている様に、当時の庶民にとっては、教会に立ち向かうことは権威に刃向かうことでした。
ですが、ガリレオは観察することによって、地球の自転を証明しました。
ちなみに、『進化論』を唱えたダーウィンも同じ目に遭っています。ですから、敬虔なカトリックの中には、『進化論』を認めない方がまだいらっしゃいます。
データから考える
我々会社をやっていると、サッシメーカー、断熱メーカーが持ってくる売り文句に支配されたり、○○先生が言っているからと、権威に支配される方がいらっしゃいます。
そんな時には、データを見せてくださいといってみたり、質量保存の法則や、エネルギー保存の法則、慣性の法則などの確実に再現性のある物理現象を拠り所に考えを進めると良いと思います。
一時期、大流行したプチプチが付いているアルミのシートという遮熱材料ですが、この遮熱シート単体で、夏も冬も快適というメーカーの主張を信じることなく、それで家を作るとUA値はいくつになるのか?考えると、変に誤解したままお客様に勧めるということはなくなります。
(当社のCW断熱は、プチプチのないアルミシートに30倍のウレタンを吹き付けて断熱性能も遮熱性持つように改良されています。)
防耐火に優れている塗料を塗ると断熱性能が非常に高まるというのも、ちょっと理解できません。というのも、壁の断熱性能は、U値といって熱伝導率x厚さで表されます。
塗料には厚さがほとんど無いので、どんなに断熱性能が高くてもU値は高まりません。
いずれにしても、この材料は本物なの?というものがあれば、聞いてください。私が答えられなくても、色んな科学者に質問できますから。
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