注文住宅の受注異変

おはようございます。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年6月20日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第235号》》
今日は、大阪で新建ハウジング三浦社長のお話しを伺いました。

工務店業界というか、注文住宅業界は少しまずい状況です。

2022年の住宅着工件数

総数      859,529 0.4%増
持家(注文住宅) 253,287 -11.3%減
借家(賃貸住宅)  345,080 7.4%増
給与住宅(社宅)  5,675 1.5%増
分譲住宅 255,487 4.7%増

分譲マンション 108,198 6.8%増
分譲戸建    145,992 3.5%増

つまり、注文住宅だけの惨敗に終わっています。

続く減少

これが、今年も継続するのではない無いかと思われます。

理由は、販売価格の上昇です。

注文住宅は、平均単価がきり上がってきています。現在の平均は、3000万円を超えています。

ところが、ここに来て大手がこの低価格層に参入してきています。

一条工務店 ハグミー  税込1,639万円

45周年の期間限定商品 勿論市場動向を見ながら価格や使用を調整させてこの市場も獲得する狙いがあると思われます。

以下写真をクリックでサイトに飛びます。

積水ハウス ノイエ 坪55万円~

規格住宅で打合会数を減らして提案。今まで積水に手が届かなかったそうにも訴求する。年間に数百棟規模に成長。

このように、タマホームなど以外のこれまでは3,500万円スタートという企業も2,000万円前後の商品を出してきています。

工務店業界はますます上から,下から攻められているのが現状です。

これに対抗して、どのような策を打ち出すべきか考える時期に来ていると思います。

明日は、これらに対する打開策を考えます。

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Posted by 湊 洋一