世界でどの国がエネルギーを無駄にしているか？

おはようございます。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

《《《2023年12月5日　エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第399号》》》

人生初のオーストラリアであります。

南半球は初めて来ました。松尾和也先生のお誘いだったので来てみました。

基本的にはお供ですが、久しぶりの英語圏です。欧州は英語通じますが、ネイティブカントリーではないのでちょっと楽しみです。発音のなまりをしっかり堪能してきます。

さて、今日のテーマは、エネルギーです。

各国のエネルギー使用量

全国地球温暖化防止活動推進センター（JCCCA）という組織があります。

この組織が、使用エネルギーについてキレイなグラフを提供しています。海外からだとDLできないのでリンクを張っておきます。（下の画像をクリックするとサイトに飛びます。）

2018年のデータですから5年前ですが傾向は解ると思います。

見ていただくと解るのですが、中国が飛び抜けてエネルギーを消費しています。次がアメリカです。

全体では原油換算では、138，6億トンですから、中国は23.6％、アメリカが16.6％になりますので、合わせるとおよそ4割が中国とアメリカで消費されているわけです。

次が人口が多いインドですが、8.1億トンと米国の1/3程度です。全世界の5.8％。次がロシアで7.2億トンで全世界の5.2％です。このトップ4カ国で世界の50％を越えるエネルギーを使っています。

この中で、アメリカが世界最大の産油国になっていて、ロシアも上位3位ぐらいの産油国です。ガスも合わせるとロシアは2位か、3位ぐらいのエネルギー大国です。

中国も原油もガスも生産していますが、実質多くは輸入に頼っています。原油やガスはロシアからのパイプラインや、イランからのパイプラインがありますが、中東からのタンカーもあります。

資源エネルギー庁のサイトには、GDPあたりと、人口あたりのエネルギー消費のグラフがありました。

これを見ると日本は4.5億トンの消費で5番目に位置しており、全体で3.2％のエネルギーを使っていますが、先進国の中でも比較的省エネな国なのです。EUの平均と一人あたりエネルギー消費量が変わりませんし、ドイツよりも少ないのです。

アメリカのプロットがないですが、アメリカの人口はおよそ3.3億人ですから、一人あたり7トン程度になります。現在の一人あたりGDPは、何と7.5万ドルを超えていますので、サウジアラビアと同じ高さで、このグラフを大きく超えたところにプロットされますね。

いずれにしても、CO2の削減とともに省エネが必要になってきています。

その中で、住宅と事務所などの商業施設だけは消費エネルギーが増えているので、政府がなんとかしてエネルギー消費を減らそうと補助金を出してきています。

流れは来ているので、乗らないと損だなと思いますね。

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