インスタ広告の新戦略

インスタグラムが集客に役に立つというのは、ご存じだと思いますが、インスタグラムでの広告でかなり人が呼べるという話を多くの工務店さんから伺うようになりました。

インスタグラム広告でできること

インスタグラム広告でできることは、大きく分けて2つあります。

1. フォロワーになって貰う
2. 見学会に来て貰うなど行動

このうち、多くの工務店様が行っているのは、2番の見学会の誘致ですね。

金沢や大阪の工務店さんも実際にインスタグラムで集客が成功しているという事でした。

この場合は、インスタ内で完結させる場合と、LPへ飛ばす場合があります。

ちょっと場合に別けてみていきましょう。

インスタ内だけで完結させる場合には、投稿写真を広告して、その投稿の文章を読ませて、見学会に来場させる方法です。これは、スマホからだと地図などの情報まで飛ばすのが難しいという問題点があります。

ですので、主流派は別のホームページに飛ばすことになると思うのですが、あまり広告色が強いとお金を払って来て貰った見込み客をとりにがすことになってしまいます。

このホームページのことをランディングページというのですが、このページ内の情報で見学会に呼んだり、勉強会に呼んだりとお客様に行動を促すことになります。

LTVを考える

ただし、この見学会に来て貰うというのはかなりハードルが高い行為です。

インスタを見て、WEBの内容を読んで、実際に車に乗って見学会会場に来て貰う。しかも、それは同じ日ではなく、別な休日にわざわざ予定を割いて来て貰うというのは、よほど魅力がある家でない限り難しいともいえます。

ですので、問題点は広告費用がかなりかかるという事になります。話を伺うと成功している場合でも1名の来場に1~2万円の費用がかかります。5組呼ぶのに5~10万円ですが、この他にランディングページの制作費用がかかります。これは使い回せますが20~30万円かかります。

そして、見学会に来ていただいて商談になれば良いですが、アポも取れないとなるとその数万円を捨てる事になってしまいます。

それを考えると、インスタ広告からフォロワーになって貰うという1番のケースも意外に有効です。非常に安い費用でフォロワーを獲得できます。

フォロワーになって貰って、いつも投稿を見て貰えるようになって、しっかりその会社の家づくりを理解した上で行動を促した方が、長いお付き合いができる可能性があるのです。それが、ライフタイムバリュー(LTV)につながります。

Posted by 湊 洋一