お客様の恐れ

こんにちは。

今日もご覧いただきありがとうございます。

株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。

《《《2022年5月4日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第287号》》》

家アカの恐れ

Twitterの家アカの方が、どんどん増えていますが、最近のアカウント動向は2分しています。

大手の三井ハウス、住友林業、積水ハウスなどを選ぶアカウントは安定したフォロワーがいます。ただし、これらのメーカーはご存知の様に1000万円以上値上がりしています。

で、1000万円の値上がりには、2.5~3万円前後の住宅ローンの支払いUPが発生します。

12万円が15万円で、4千万円前後が、5千万円ということで、買えない層も確実に出てきていますが、世帯年収700万円以上になると,月額3万円は痛いですが、買えなくなるということはありません。

ですが、それ以下の年収層の方は大幅に予算を見直さないといけなくなっています。

それに関しての,つぶやきがかなり増えているなという印象です。

実際に、ファイナンシャルプランを行うと、月額8万円手渡であればなんとかなっても、9.5万円を超えてくると厳しくなる方がいます。

具体的には、金利0.7%で35年借りると

8万円 ⇒ 2,970万円

9.5万円 ⇒ 3,540万円

となります。

土地が1,000万円とすると、建物が1,970万円が、2,540万円と、570万円ぐらい支払い額で上がりますね。

これだと、今の価格UP+性能UPに対応が可能かどうか微妙なラインですね。

ですが、この1.5万円UPが難しくなると,その分何かを犠牲にしなくてはいけなくなります。

以前にも書きましたが、サイズを犠牲にするのが一番です。もちろん、お客様の不満は残りますが、家が持てない後悔をさせるぐらいなら妥協をしてもらって、家づくりに取り組んでもらった方が良いです。

家アカへのメッセージ

それに対した、何かメッセージが必要なのでは無いかなと考えております。

年収別の対処法を考えてみました。

年収250万円~350万円 建売層   最大ローン金額6万円

年収350万円~450万円 ローコスト層 最大ローン金額7万円

年収450万円~600万円 工務店のお客様 最大ローン金額10万円

年収600万円~800万円 大手ハウスメーカーのターゲット層 最大ローン金額13万円

年収800万円以上    これ以上に関しては、自由に選べるのではないでしょうか。

この場合の金利0.7%で、35年の借入総額は,こんな感じですね。

年収250万円~350万円 借入総額 2,230万円 可能本体価格1,210万

年収350万円~450万円 借入総額 2,610万円 可能本体価格1,460万円

年収450万円~600万円 借入総額 3,720万円 可能本体価格2,470万円

年収600万円~800万円 借入総額 4,840万円 可能本体価格3,490万円

年収800万円以上    借入総額 5,500万円以上 可能本体価格4,090万円以上

ここから土地の価格を引いて,消費税を除くと本体価格になりますので、一応数値を列記しておきました。

ここからわかるように,年収350万円以下は新築を諦めざるを得ないとことになります。年収450万円以下の層もかなりきついですね。年収400万円を境に、新築GIVEUP組が出てきそうな雰囲気がします。

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Posted by 湊 洋一