安い換気システムとは?
先日も換気システムで安いものはないか?という質問を受けました。当社が取り扱っている換気システムは、ヴェントサンというドイツ製のものです。
その他に以前は、ローヤル電機のシステムなどを販売したことはありますが、皆さんにとって多大なるメリットが出ないので、地元の販売店さんに聞いてもらっています。
ドイツ製のヴェントサンが良い!
個人的にもお勧めなのが、ドイツ製のヴェントサンという換気システムです。
これは、下記のように70秒サイクルで風向きを変えることによって、熱交換を行うユニットです。
ドイツでは既に20年の販売実績があって、同じような機器がどんどん作って売られているところを見ると、欧州でも売れているようです。
国内には、この他に日本スティーベル社が同じような機器を扱っていますが、性能はヴェントサンの方が上でしょう。価格はスティーベルの方が安いです。
35坪でおおよそ、ヴェントサンは30万円前後。スティーベル社でも25万円ほどはします。
もっとも安い換気システム
これに対して、日本では、マーベックス社の『澄家』や、ローヤル電機、マックスなどの換気システムが販売されています。
これらはダクト配管が必要になるので、個人的にはあまりお勧めいたしません。理由はゴミと結露と、カビですね。
そして、材料費で25万円前後かかりますので、材工で30万円を切るのは難しいと思うのです。
もっと安い熱交換型の換気システムは無いかと考えたところ、三菱のロスナイがありました。
同等機種に、パナソニックの気調・熱交換型換気扇があります。
三菱のロスナイであれば、熱交換効率は8割近くあります。パナソニックのものは70~75%ぐらいです。
それでいて価格は、1ユニット1万円以下で手に入ります。メンテナンスはフィルター交換だけで、かなりのコストパフォーマンスだと思います。
ただし、ちょっとかっこ悪いのですけれども。
3種換気では、ZEH以上にしてしまうと熱を捨てるだけになってしまうので、かっこ悪いですが、せめてロスナイを取り付けてもらえると、もったいない事にはならないと思います。
ロスナイとヴェントサンの併用も実は効果があると思っておりますので、リビングにはヴェントサン、見栄えを気にしない寝室にはロスナイで良いのではないでしょうか。