たった2%しかない日本
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年3月23日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第245号》》》
日本は世界で最下位圏内
日本の断熱性能は本当に酷いです。
いつも使っているこの表で、世界的な住宅基準は、HEAT20でいえば、G2以上になります。欧州ではもう少し高めです。ドイツなどはUA値0.4前後が主流です。
ようやく政府もこれを正式基準として、HEAT20 noG2を断熱等級6にする動きがあるので良いことだと思います。
実際に建っている住宅を見ていくとこんな感じです。
日本の存在する住宅6240万棟のうち、断熱等級4を満たす住宅は多く見積もっても2000万棟無い計算です。
つまり、多く見積もっても25%ぐらいが断熱等級4です。HEAt20のG2以上に縛ると全体ので2%ぐらいに落ち込むでしょう。
本当に最低のレベルです。
ロシアにも笑われるレベル
これは冬の住宅の室温です。ロシア語なので詳しくは解りませんが、日本は10度になっています。ロシアは24度、アメリカが20度になっています。
この数値の客観的なデータがあるわけではありませんので、あくまで印象でしかありませんが、欧州と米国は行っていますので、こんな感じかなとは思います。
ただし、米国は州によっても基準がかなり変わります。南部は本当に冬でも暖かいですから、日本と同じように地域区分によって住宅の基準が異なっています。
いずれにしても、住宅市場全体で見ると日本の住宅は本当にしょぼいんです。
ですから、エコではない住宅を建てると20年、30年と住むと光熱費がだらだらかかって、今後値上がりしていく電気代に対して更に負担が増えていきますから、是非国際標準での住宅建築をして貰えれば本当に良いなと思っています。
また、メルマガも頑張って毎日書いています。お申し込みは下記からお願いいたします。