結露を起こさない住宅
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年2月17日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第214号》》》
◎◎だから結露しません
大手だろうが、中小だろうが全く同じなのですが、セールストークか何かしらないですが、こんな発言を見かけますよね。
セルロースファイバーだから
トリプルサッシだから
外断熱だから
ダブル断熱だから
ってやつです。
個人的には、『絶対◎◎しません!』っていうのは、ほとんど詐欺です。
『ほとんど◎◎しません』というのは、個人的には許せるんですが、『絶対』というのはダメですよね。
というのは、セルロースファイバーでも、壁面結露は起きることがあります。また、バリアシートがある場合は、逆転結露が起こることが考えられます。
トリプルサッシだって、結露しますよ。
これは、別の記事で書いていますが、条件がそろうと結露するんです。
例を言えば、20度50%の空気が9度以下の壁に当たると結露するんです。
同じようなことが、壁でも起こりますよ。
だから、外断熱やっているから、W断熱やっているから、結露するほど温度が下がりにくい訳で、絶対に下がらないとはいえないです。
お客様にきちんと使い方お伝えする
お客様というのは、きちんと使い方を伝えないといけません。
使い方というのは、エアコンの使い方や、換気システムの使い方を指します。
こうすれば結露のリスクがあるときちんと伝えておくことは重要です。
皆さんも経験があると思いますが、トラブルが起きた時に、後からその原因はこうだと言われても、『解っているなら最初に言ってよ』と思うはずです。
下手をすると、不具合を隠していたんじゃないか?と思われるかもしれませんよね。
事前に、懸念点、問題点を伝えておけば、信頼関係を壊さずにトラブルを回避できます。
ただ、始めに『結露が起きません』といってしまうと、矛盾したことはいえなくなってしまいます。
ですから、条件付きでしか結露が起きないと言ってしまうと、注意点を伝えるわけには、いけなくなりますね。
ということで、結露を起こさないためには、きちんとお客様に使い方を伝える。更に、こうなったら結露すると警告をしておくことが重要です。
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