HEAT20 G3探求 3
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年7月28日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第370号》》》
HEAT20 G3になると何がどう変わるのか?
仕様は今後もまた別途公開して行きますけれども、では、HEAT20のG3程度だとどのぐらいのメリットがあるのでしょうか?
単純に電気代の比較だとなかなかメリットが出ません。
これは、2021年にシミュレーションした結果です。
暖房費が1万円ぐらい、冷房費は0円になっています。これぐらい高性能なのですが、G2に比べると年間での光熱費の差は、3万円前後です。
G2でもきちんと冷暖房計画をするとその程度は狙っていけますよ。
という訳で、HEAT20のG2とG3を比べると年間光熱費はせいぜい3万円違います。
50年でも150万円程度ですね。
そして、建設費の差は200万円ぐらいは差が出ます。工務店さんの原価で150万円ぐらいはどうしても差が出ますね。(ちなみに、当社のメタルジョイント工法だと100万円以下に抑えられる可能性がありますけれども。)
なので、建物に50年住むとして持て、HEAT20 のG2をG3にする必要は全くないのですね。
それ以外のベネフィット
それが以外のベネフィットとしては、下記のようなものが考えられます。
- とにかくどの部屋も温度差が無くなる
- 冬に暖房費を最小限にしたい
- 冷房時のエアコンは本当に苦手
- 冬でも半袖でいたい
- リセールバリューが高い方が良い
- 医療費も抑えて暮らしたい
HEAT20 G3のメリットは、6地域ではどの部屋も暖房無しで概ね18℃を超えるという事ですね。そして、昼間は暖房器具がほぼ必要ないということです。
ですから、建物を暖めるのは太陽が沈んでからになります。
また、日射遮蔽をきちんとすると冷房費は最小限でいいです。つまり、換気をして入ってきた熱と生活廃熱を出せばそれ以上の涼しさは必要ありません。
冬でも、何もしなくても18℃は確保できているので、設定温度を22℃以上にすればいいですし、24℃にすれば半袖で暮らせます。
一条工務店出たて隊を探すサイトがあるぐらいですから、当然ですが今後HEAT20のG3で建てた家だというだけで、すぐに買い手は付きますし、賃貸で回すときも有利になります。
医療費は、まず風邪に引きにくくなります。風邪を引くのは免疫が落ちたときではありますが、つまりは季節の変わり目。寝ているときの温度差が最大の原因です。
室温があまり変わらないHEAT20のG3に住む価値は、この季節によって屋内の衣替えをしなくていいことかもしれませんね。
今後も、HEAT20のG3グレードの暮らしを探求していきたいと思います。
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