電気代が安い家 5
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株式会社MXエンジニアリングの湊です。
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《《《2022年8月24日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第393号》》》
安く暖房するには?
暖房器具のうち、一番安いのは何か?というと、これは全国的にはエアコンになります。
なので、エアコンで暖房するのがいいのですが、一部例外が有ります。
それで、薪ストーブです。
ペレットストーブもいいですが、圧倒的に薪ストーブがいいでしょう。ペレットストーブはFF式といって排気を外に出します。
薪ストーブも煙突で要らない空気を外には出すのですが、ペレットは安定しているとは言え、費用がかかるのですが、薪ストーブは最安で無料で薪が手に入る人にとってはこんなに安い暖房器具がないからです。
とはいうものの、薪を運んできて、燃え安様に割るのはかなりの重労働です。また、薪だけだと一冬では、相当の量の薪を消費します。足らなくなったからと、落ちている状況ではないので、事前にタップりと薪を用意する必要になります。
こんなことで、たまに薪ストーブで、メインはエアコン、あるいはその逆も必要になります。
エアコンが一番安いのは、この原油、天然ガスが高くなっている時は、確実です。ただし、建物が寒いと、エアコンだけでの暖房は成り立たなくなります。
ここでようやく登場する断熱
冷房の時は、断熱の影響は壁の温度なのですが、それほど大きな影響はありません。
しかし、暖房の時は大きく違います。理由はいくつかありますが、温度差が大きいことが主因です。
冷房時は外気温35度で、屋内は25度だと寒いので、せいぜい10度ですが、暖房時は外気温が5度以下で、屋内は22~24度です。この温度差は、15~20度ぐらいになります。
つまり、冷房時に比べると2倍の温度差があるのです。
暖房計画の時には、必ず高断熱仕様が必要です。特に電気代を下げたいときには、断熱材をしっかり入れて、性能を上げてください。
それと、重要なのは日射取得です。日射取得がしっかりあれば、昼間暖房を切ることが可能です。これだけでもかなり省エネになります。
暖房は冷房と違って、必要なときに入れるというスタイルで良いと思いますが、それでも冷房の4倍以上のエネルギーが必要です。
実際にはシミュレーションが可能ですので、断熱性能ごととに色々試してみてください。
明日は、照明まわりとまとめに行きたいと思います・
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