電気代が安い家 4

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株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。

《《《2022年8月23日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第392号》》》

冷房と暖房

圧倒的に少ないのは、冷房です。

これも統計によって色々ですが、使うエネルギーの10%以上という統計はありません。多いものでも8%、少ないものだと3%ぐらいというものもあります。

どの様に冷房するのか?というと、日本の住宅の場合は、人がいるところを使う時だけ冷房しています。

当然ですから、冷房時間はそんなに長くないですし、冷房面積もそうでも無いです。

ということで、これを全館空調にすると普通は冷暖房のコストがどーんと増えるのです。

昨日の消費エネルギーのアメリカのデータを見てください。冷房だけで6GJものエネルギーを使っています。日本が1GJですからなんと6倍です。

これは、アメリカの建物が広いのもありますが、それ以上に全館空調が動くからというのもあるわけです。

こんな住宅で、電気代が現状のように上がっていると、東京辺りでも電気代が月額に5万円もかかるようなことになりかねません。

そのための冷暖房計画であると考えてください。

冷房を最小限にするために

その冷房で使う電気料金をできるだけ小さくして、更に建物全体を冷やすという工夫をしている冷房システムが沢山存在します。

Z空調などのアメニティエアコンを使うもの

マッハシステムやYUCACOシステムなので、ファンを沢山使うもの

マーベックスなどの換気システムとセットでプランニングするもの

どれも、特徴はエアコン1台で冷房するというものです。

そして、ファンを使って建物全体に空気を行き渡らせるというものです。

いずれにしても、この場合は24時間エアコンを回すことでを前提に考えられています。

ここで重要なのが、冷房負荷ですね。

この辺りは、夏のプランニング エアコン編1~3に書きましたので、そちらを読んでください。

夏のプランニング エアコン編1 

夏のプランニング エアコン編2

夏のプランニング エアコン編3 

明日は、暖房について書いていきます。

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Posted by 湊 洋一