PMVによる快適領域
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年5月31日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第312号》》》
快適ゾーンのPMV
岐阜県に森林文化アカデミーという県立の教育機関があります。
一度お邪魔したことがあります。岐阜県に講演を頼まれたのですが、その時にご案内いただきました。
ありがたかったです。
この教育機関は、木材振興の一環で岐阜県が設置しています。実は林産資源で岐阜県は全国に2位になっています、そのため、この学校では、林業を中心に教えることになっていますが、それ以外に木造建築などの実践なども教えています。
ということで、当然ですが快適性のPMVについても伝えています。
この伝え方が解りやすいので、PMVのまとめとしてちょっと書いておきたいと思います。
詳しくは、岐阜県立森林文化アカデミーのWEBサイトと閲覧ください。
このサイトの方が詳しいですが、やっぱり理解していないと正直な話しよく解らないですが、これだけは覚えておいてください。
実際に住宅で暮らして快適なのはこの図の快適温湿度というかなり狭いゾーンだけです。
この時は、気流は0.15m/sでほとんど風がなく、代謝量も1.0で座ってテレビでも見ているような状態です。着衣は、夏にはTシャツ+長ズボン、冬には、長袖+ながづぼんになっています。
更に、このグラフはインフルエンザの警戒ライン、カビやダニの繁殖域も書いてありますので、この帯域を避けて快適環境を作って貰えればと思います。
とはいうものの、真冬の湿度域は加湿しなければ35%を下回ります。冬ゾーンはこの快適温度域の下側になります。
真夏の場合は、湿度をエアコンで除湿しなければ、すぐに70%を越えて、カビ、ダニゾーンに入ってきます。
人体としては快適でも、カビだらけの所では生活そのものが送れません。
ということで、この条件下での快適ゾーンはとても狭いということをご理解ください。
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