築25年目の住宅と換気
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株式会社MXエンジニアリングの湊です。
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《《《2021年12月18日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第154号》》》
旧耐震の住宅と築25年目の住宅
旧耐震の住宅は昭和56年以前の住宅になります。ということとは、1981年に建った家ということになりますので、40年前の住宅ということになります。
この年代の住宅は無断熱の住宅がとても多いです。断熱材が普及し始めたのは1970年代ですから、この年代は断熱が入っている住宅はごくごく希です。
そして、先日は築25年ですから、平成に張った頃に建てた住宅を拝見する機会がありました。
築25年ですから、古い感じはそんなにしません。
ただし壁紙が場所によっては交換時期がきているように見受けられました。
ということで建物の程度は、築25年であればかなり新しい感じがします。
ただし、24時間換気の法律が施行されたのは平成12年からですので、おおよそ25年ぐらいになります。
◆24時間換気
24時間換気は、シックハウス対策の時から始っていますが、今となっては建物には必ず必要な要素になりました。
これらの効能はこんな感じでしょうか。
- 屋内の二酸化炭素濃度を下げる
- 有害物質を排出する
- 屋外の温度を入れてくる
この3番目は良いのは、春秋の一部のタイミングしかありませんが、かなり有効です。
屋内の2酸化炭素濃度を下げるというのが、現代において一番重要です。
屋外の二酸化炭素濃度は500~600ppmですが、屋内で暖房を使うとあっという間に2000ppm程度に急上昇します。
換気システムがあれば、早急に換気して1時間以内に600ppm程度に下げてくれます。
同然、外気を取り入れるので真冬や真夏はエアコンとは反対の動きをしますが、有害物質や二酸化炭素を排出してくれるベネフィットに比べて充分に小さいと思います。
ただし、換気システムは、ある程度断熱性能が良くないといけません。
ということで、断熱性能は最低でもZEHクラス、できればHEAT20のG2クラスにはして欲しいと思います。
そうすれば、エアコン代が極端にかさむことからは解放されます。
コロナ禍の現代において、換気システムの重要性は増すばかりですね。
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