アイ工務店に社員を奪われないために

おはようございます。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

感想などいただけるととても嬉しいです。

《《《2023年12月28日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第422号》》》

年末ですね。今年1年なんとかまたブログを続けてこられたのは読者有ってのことです。

感謝いたしております。

さて、今年の年末はこれまでの年とは異なっています。

今年初めて知り合いの会社が複数社廃業とか、倒産する問いかいう電話が掛かってきています。

どうして、受注が減っているか?

アイ工務店が激しく伸びています。

現在、年間4,500棟ペース以上。

更に、営業マンがどんどんアイ工務店にヘッドハントされています。

どうしてかといえば、お客様がどんどん集まってくるから。

そのため、社員は地方の工務店に見切りを付けて、転職していきます。

どんどん伸びている会社はチャンスが沢山あるので、社員にとってもやりがいがあるというわけです。

その他に、桧家住宅も、タマホームも堅調です。

そして、割を食っているのは大手ハウスメーカーです。全体で住宅は落としています。

ですが、大手ハウスメーカーの社員がどんどんアイ工務店などに転職するということは聞きません。

大手の方が所得が高い上に、大手はリフォームや商業施設などで最高益になっている勢いです。

更に、割を食っているのが一部の工務店です。

どちらかといえば、発信力が弱い、商品も新しくなっていない古い工務店が廃業するとか、受注が取れないということになっています。

この悪循環で社員が会社に見切りを付けるというケースが沢山あります。

社員1名紹介で年収の3割

だいたい、ヘッドハントで1名あたりの収益は、その人間の年収の20~35%といわれています。

平均すると、3割ぐらいでしょうか。

年収500万円の社員を1名紹介できれば、150万円もの手数料収入が生まれるんですね。

1人で10名も紹介できれば、1,5000万円もの収入になるのです。

これは、社員を雇うこと無く、どこからともなく現れるエージェントにとっての収入です。

我々中小企業はとても払えませんが、大手はこれが当たり前ですから、普通に支払います。

社員を奪われないために

まずは、WEBサイトへの氏名公開を控えてください。

お客様のふりをして、電話が掛かってきた場合は、電話を受けた本人が社長に言わない限り解りません。

写真の表記も、社長の親族以外は載せない方が良いかもしれません。

なので、有資格者の場合は、一級建築士2名、施工管理技士3名の様に資格だけを表記する程度でもかまいません。

また、社員との積極的な交流が必要です。

社長自身で無くても、社員間の購入とその情報を監視し続ける姿勢が必要です。

最近では、会社の番頭格の方でも、引き抜きが掛かる場合があります。

アイ工務店だけでは無く、売れている工務店で100棟を越えるとその可能性が出てきます。

抜かれた困る社員に対しては、日頃からの積極的な交流が必要だと思います。

更に深い話もありますが。それはまた後日。

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Posted by 湊 洋一