お客様のお悩み解決 1
こんにちは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2022年11月21日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第29号》》》
Twitterで興味深いお悩みがあったのでお伝えしておきます。
Twitterは、お客様の素朴な悩みを知るための面白いツールですから、たまに覗くと良いと思います。以前はFacebookをよく読んでいましたが、最近はTwitterの方が勉強になるんです。
では、お悩みをいってみたいと思います。
家建てたいと思って旦那にも許可もらって、見学とか始めてから1年が過ぎてしまった。
土地が見つからない事にはもう前には進めない
土地探しってどうやるの?
ネットは欠かさずチェックしてるけど。
もう見つかる気がしない。
いいなと思ってるハウスメーカーには土地探しお願いしてあるんですけど進展はないみたいで
自分で不動産屋巡ったりするしかないですよね
これが、あるお客様のツイートです。
ここでの問題点を簡単にまとめました。
- 資金計画やっているのか?
- 事前審査はやっているのか?
この2つです。これをやった上で、土地を真剣に探さないハウスメーカーにイラッとします。
でも、事前審査やっていないとしたら、土地が決まらないのは当たり前です。
その場合は、このお客様がハウスメーカーから真剣に相手されていないか?それともハズレの営業マンなのかもしれませんね。
まともな営業マンなら、事前審査に通っていて、予算も充分にあるお客様なら探さないのはおかしいのです。
家を建てるまでの正しい流れ
これがわかっていない工務店が多いので、改めてお伝えしておきます。
大前提はどこまで住宅にお金を使えるのか?この限界を確認しておくことです。
そのためには、毎月いくらまで払えるのか?ということをしっかり確認しないと不味いです。
家計を分析すべきだと言う方もいらっしゃいますが、そこまでしなくても限界はどこかというのは、お客差がわかっています。
だから、その月々の金額から、総額いくらまで借りられるのかを算出してあげるといいわけです。プロなら簡単だと思います。
これが総予算になります。
そこから、建物の概算を引いて、土地に使えるお金を出します。
つまり、総予算―建物価格-諸経費=土地価格となりますね。
次に絶対必要なのは、事前審査です。
今時の不動産屋さんはとてもシビアです。のんびり土地探しなんて付き合ってくれません。
その人が購入できる能力もないのに、土地の案内なんてしてくれるわけがないのです。
ですから、事前審査は必須です。
事前審査は5000万円までいけますとなったら、不動産業者はどんどん土地を出してくれます。
自社で取り扱えれば手数料をしっかり稼げるからです。
土地に関していえば、専売物件以外はどの業者でも扱えます。
そんなことを考えていれば自ずと対応は決まりますよね。直ぐに売上になるお客様が優先で、いつ決まるか解らない客は、客じゃないと考えるのが不動産屋さんです。
大手になればなるほど、その傾向は強くなります。
いずれにしても、住宅会社はプロセスをしっかり理解して、スケジュール感をお客様に伝えないといけないのです。
是非参考にしてくださいね。
もちろん、京都市内みたいに凄く値上がりしているとか言う場合は、今度はお客さまを諦めさせることも、営業マンさんの仕事になりますね。
最近は、フルリノベまでするとなんとか予算が取れる方もいますので、中古住宅+リノベに挑戦するのもありかもしれません。
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