工務店の常識とお客様の期待
こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2024年1月21日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第446号》》》
このところ、工務店さんの説明を真に受けるお客様が増えています。
真面目な方なのか?解りませんが、工務店の説明で、断熱等級6は暖かいと思っていたのに寒い。
とか
全館空調は何もしないで良いと思ったけど、快適にならないというクレームが多々あります。
全館空調の説明
完全全館空調と、簡易全館空調の違いがまずあります。
完全全館空調というのは、各居室の温度をフィードバックして、エアコンの出力とか、ファンを制御するシステムのことです。
セントラルヒーティングもその類いですが、寒い、暑いだけをインプットして、建物全体の温度を制御します。
床下エアコン、小屋裏エアコンというのは投資価格が小さいので、そこまで微妙な制御は出来ません。
そのため、快適になるポイントは調整し続けなくてはいけません。
暑ければ涼しく、寒ければ寄り暖かくなる設定を目指して調整します。
ですがから、たまに床下エアコンの場合は。設定温度を25度とか、26度にしてしまいますが、それだと建物全体では24度にはなりません。
おおよそ、28度設定で20度ぐらい。30度設定で22度ぐらいになります。
温度でいえば、設定温度に対して6度以上下がります。
もちろん、その空調システムが機能している事が前提ですが。
断熱等級の説明
断熱等級も同じで、断熱等級7までやってくれればちょっとしたエアコンで充分に温められます。
しかしながら、昨日も書きましたが断熱等級6の場合は、エアコンの温度をよほど上げないと、真冬は暖かくなりません。
そのため。お客様の夢を潰さずに、お客様と一緒に快適な空間を作り上げる方が良いですし、更に達成感も生まれます。
何もしないで暖かく、涼しくしたいのであれば、断熱等級7で、エアコンもしっかり入れると良いのですが、それだと高くなってしまいますよね。
そのため。断熱等級6を基本に冷暖房を基本やる方向で検討した方が良いのではないでしょうか。
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