日本の死にまつわるお話
こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2024年1月14日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第439号》》》
家族で人の死者数の話をしていました。
僕の母親は、今年で90歳。いつお迎えが来てもおかしくありません。
2022年の死者数は、158万人。出生数が80万人に達しなかったので70万人以上が減少しています。
年間80万人減ると、10年で800万人、20年で1600万人減ります。
この死者数は、今後どんどん増えて、出生数はどんどん下がって行くので、日本の人口は30年度に6000万人前後になると思われます。
文化的な生活を維持するためには、7000万人は必要とされていますので、今後はどうにかして、人口を維持するのか?それとも、不便をして人口減少に耐えるのか?決めないといけないタイミングが10年以内にやってきます。
ということで、今日は日本の死にまつわるお話しです。
日本人の死因
日本人の死因は下記のとおりになっています。
悪性新生物 24.6% 約39万人
心疾患 14.8% 約23万人
老衰 11.4% 約18万人
脳血管疾患 6.9% 約11万人
肺炎 4.7% 約7.4万人
誤嚥性肺炎 3.6% 約5.7万人
不慮の事故 2.8% 約4.4万人
腎不全 2.0% 約3.2万人
アルツハイマー 1.6% 約2.5万人
アルツハイマー以外の認知症 1.6% 約2.5万人
その他 26% 約41万人
となっていて、その他が一番多いのですが、これはもっと色んな病気が含まれています。
また、その他に含まれる自殺が未だに2万人いますが、死亡原因の2.5%になりますので、ガンでなくなる方の1/10程度ということになります。
不慮の事故の内訳
不慮の事故が4.4万にいるわけですが、その内訳がこの通りになります。
転倒・転落など 9.5千人
窒息 7.2千人
溺死 6.5千人
交通事故 2.1千人
自然災害 1.7千人
天変地異は、人間はコントロールできないですが、その他はコントロールできます。
もちろん、溺死などの原因に、心不全や熱中症などがあるのはよく知られた話でして、そのあたり統計には何が含まれているのが知る必要がありますね。
僕は運命論者ではありませんが、行き過ぎた高齢者の延命というのは本人や家族の要望の有無にかかわらず余り賛成できないのですが、どんな高齢者でも、元気に普通に生きていくことは必要ですから、これらの疾病がいち早く根治できれば良いなと思っています。
今日は余り住宅には関係ないのですが、溺死者の主原因はヒートショックや、寒い室温による温度差からくる熱中症だと聞いて、この溺死の6千名でも半分にできると良いなと思います。
溺死は辛いといいますからね。
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