断熱等級5と6 3種換気と1種換気 3 まとめ
おはようございます。
MX代表のみなとです。
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工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年8月12日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第286号》》
今日は、先日からはじめた断熱等級と換気システムの話の最終回です。
先日の断熱等級6+3種換気と断熱等級5と熱交換型換気システム(1種)の組み合わせ以外に、断熱等級6+熱交換型換気システム(1種)と断熱等級5+3種換気のシミュレーションもやってみました。
結果はこんな感じです。
断熱等級5+3種換気の場合
年間暖房費 \75,706
年間冷房費 \23,585
年間換気費 \21,009
断熱等級6+熱交換型換気システム(1種)の場合
年間暖房費 \55,968
年間冷房費 \22,405
年間換気費 \35,278
断熱等級5と断熱等級6の違い
これらを表にして並べてみます。
建設費用で、断熱等級5⇒断熱等級6でコストアップ分が実行50万円、売値で90万円とします。
3種換気を熱交換型1種換気にする費用が、コストアップ30万円、売値で50万円とします。
それを金利1.5%の固定35年ローンにすると、住宅ローン残すとアップ分を表の右端に書いておきました。
金利1.5%の固定というのは、かなり条件が悪いのですが、住宅ローンに直すと、本当に大したことがありません。
それでも、電気代の現象に比べるとかなり小さくなります。
実はこのシミュレーションは、夏も冬もエアコンを1台で冷暖房するというスタイルのシミュレーションをしています。
つまり、かなりコストを絞った形なのですがそれでも、冷暖房費ではこれだけの差が出ます。
これを各居室に1台ずつつけるというのはかなりナンセンスですから、是非ともエアコンは集約できる設計にして欲しいです。
このあたりの差は、8月中にも別な記事を上げますね。
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