断熱等級5と6 3種換気と1種換気 1
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年8月10日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第284号》》
先日、関西の工務店さんからこんな質問をもらいました。
断熱等級6の3種換気と断熱等級5の熱交換型換気システムありだと、どちららどのぐらいエコですか?
元々は、東京大学の前先生からいただいたこの表の説明をしていたのです。
表を見ていただくと解りますが、これは断熱性能に応じて、あるいは気密性能に応じて、さらには、換気システムによってどれだけのエネルギーが壁から逃げていくのか?が書かれています。
これは主に暖房負荷を計算するときに参考にして貰えれば良いかなと思っています。
断熱等級5と断熱等級6 の差は 39W/K
換気システムで、3種と熱交換型換気システム の差は 42W/K
になっています。
そうすると、ちょっと計算できる方だとこの冒頭の疑問が湧きます。
断熱等級5の熱交換型換気システムあり と 断熱等級6の3種換気だとどっちがエコ?
これは、単純に内外温度差がたった1度の時に壁から逃げるエネルギーになるのですが、この表を見せられるとどっちだとは明確にはいえません。
壁以外のファクターで、例えば日射取得とか、気密などもかなり影響されるだろうと予想できます。
ということで、実際にいただいた図面でシミュレーションを回してみました。
断熱を発注していただけるということを条件にして、ご提案させてもらっています。
結果はもう出ているのですが、ちょっともったいぶってその結果は明日お知らせしたいと思います。
とても興味深い結果になりました。
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