断熱等級7を安く建てる

皆さん、こんばんは。

ブログを書く時間を明日から変更します。これまで夜にUPして、翌朝読んで貰えればと思っていましたが、明日から朝書くことにします。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

感想などいただけるととても嬉しいです。

《《《2024年4月9日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第522号》》》

工務店さんは今後エコ住宅を安く建てるという点について、真剣に考える時代がやってきています。

断熱等級7が高すぎるといっていられなくなるんじゃ無いかな?と思うのです。

というのも、大手ハウスメーカは新築は断熱等級6になってきています。

もちろん凄く高いのですが、それでもどの会社もほとんどが断熱等級6です。

工務店のやるべき事は、2つです。

安く断熱等級6を建てる

断熱等級7にして、大手の断熱等級6よりも安く建てる

断熱等級7を大手よりも安く

ここで、断熱等級6を断熱等級7にするので、どの程度の費用が必要なのか?検討します。

ネオマフォーム66ミリ 910x1820 の価格が 4,000円ぐらいと仮定すると、平米単価2,400円ぐらいになります。

壁が180平米として  45万円ぐらいのUPになります。

窓は、ペアをオールトリプルにすると、250万円以上価格差があります。

更に、屋根断熱、基礎断熱の強化で、ぜんぶ合わせて350~400万円が材料費です。

これに人工を足すと実行予算で450万円、売値で600万円UPになりますね。

これを安くできないか?考えて見ます。

当社が販売している、ミラフォームラムダですが、ネオマよりも30%ぐらい安くなります。

サイディングを塗りで仕上げると、サイディングが平米6,000円として、ミラフォームラムダの張りと塗の施工費で、ちょっと高めにみて4,000円、材料費が3,000円とすると+大雑把ですが、壁平米で+1,000円、つまりUP分は20万円ぐらいにできます。

安くすれば、この辺りをぎゅっと圧縮すると300万円で断熱等級6⇒断熱等級7にできます。お客様のUP分は400万円と、余り考えないでやるよりも、200万円ぐらい売値を下げられる可能性があります。

2階建てで28坪ぐらいの建物で、断熱等級6が、2,400万円ぐらいだとすれば、2,800万円で断熱等級7を提供ができるとすれば、住宅ローンのUP分は、おおよそ10,000円です。

光熱費は、今度も不安定な状況が続きますので、この1万円の差が多きか小さいか?といえば微妙な数字じゃないかな?と思います。

いずれにしても、断熱等級7が断熱等級6の売値400万円UPでできるとすれば、結構安くできるとおもいます。

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Posted by 湊 洋一