2021年度住宅関連予算

今年は4月以降住宅関連に新しいポイントが創設されます。住宅建築は単価が高く、数もかなり大きいので政府にとってもおおきな数字です。

そのため、政府としては住宅関連に多くの方に支出して欲しいと考えているようですね。

住宅関連事業

今年度から新しいグリーン住宅ポイント制度が発足します。住宅エコポイントと同様の制度で、時限的です。多分本年度だけになります。しかも、予算規模はわかりませんが、過去の例では7月とか、8月には終わってしまうと思われます。

住宅ローン減税

つまり、これ自体が集客のネタとしたら不十分ということになります。なお、この補助金はリフォームでも最大30万円ですと思いますのでこちらも不充分です。しかり、無いよりは良いので上手に活用ください。

このほかに、すまい給付金が50万円です。この補助金が2つ合わせて90万円出ますので是非この90万円を使って、断熱補強や耐震等級の取得などにお金を使って欲しいと思います。

さらに、住宅ローン減税は、13年分つきます。ただし、これまでと同じように追加になっている3年分の補助はそれまでの10年とは計算が異なりますので、注意が必要になります。

詳しくは、お電話ください。解説します。

贈与税の非課税枠ですが、一応これも1500万円分残っています。相続関連の相談についても、ある程度ご理解の上、受けられるようにしておいてください。

このあたりの制度については、税理士さんに質問して貰うと良いと思います。

詳しし資料は、【国土交通省グリーン住宅ポイント制度】とググって貰えれば、国土交通省のホームページが出てきます。そこからダウンロードください。

90万円という金額は非常に微妙で、それだけで住宅購入のモチベーションにはならないですが、オプションを選んで貰うことで、90万円を上手く消化して貰うと、皆さんは単価を上げることが可能です。

そのため、90万円で実現できる商品をオプションとして並べておくと良いと思います。

例えば、キッチンのアップグレード、断熱の強化、耐震等級3の認定に関わる費用、外壁、フロアー、エアコンなど追加できるオプションは沢山あります。

これらのオプション価格を明示しておくと今年度だけのお得感を演出できると思います。

来月は、4月かが義務化される『改正建築物省エネ法』について、簡単にお知らせする予定です。この法律の成立を機に、皆さんは住宅の省エネ性能について説明義務を負うことになります。

このあたりを詳しくご説明させていただきます。今年もよろしくお願いいたします。

Posted by 湊 洋一