WEB発注のやり方
最近、当社もWEB制作ではそれなりに力をつけてきましたので、多くの工務店様にWEB制作を依頼される事が増えてきました。
そして、当社ではなく他社に発注された事でのトラブルも見聞きする様になってきましたので、その点も踏まえてご報告しておきます。当社の場合はトラブルが無いわけではありませんが、基本的なトラブルは少ないです。
業者選定の決め手
まずは、業者選びですが、どこでも同じクオリティであれば価格が最大のポイントになります。しかし、WEB制作は集客の根幹をになう部分ですので、それでは不十分です。
最低限この点を確認ください。
1. 工務店のサイトはいくつぐらい作ったことがあるのか?
2. コンセプトは一緒につくってくれるのか?
3. 更新費用はどのぐらいなのか?その他定期的に発生する費用はあるのか?
4. SEOに関して何を重要視しているのか?
工務店サイトを作ったことがない会社に依頼するのは危険です。
また、同じ様なサイトでも、ちょっとした違いで受ける印象が異なる場合が多いので、必ず自社のコンセプトの調整からやってくれる会社に依頼してください。当社も今までははあまりそこを深くやっていませんでしたが、今後はしっかりやっていく予定です。
WEBは新規制作が終わって放置しておいては、集客装置としては失格です。最低週に1回は更新が必要です。イベント、お客様の声、成功事例、ブログなどの更新の使い勝手と、サポート費用は確認しておいてください。これが高い会社が多いです。
SEOなんて今更という会社はトラブルの元です。しっかりした自社の考え方があり、ユーザーのサイトの順位まで開示してくれる会社と付き合ってください。
どんな順番で進めるべきか?
WEBサイトは消耗品です。最低でも3年に1回は更新が必要でしょう。その前提で予算組みをしてください。
3年に1回変えるとすると6年に1回前面リニュアル、3年に1回は小変更とすると、6年に1回は200万円程度、その間の3年には50から100万円かけるというのが一般的です。当社はもっと安いですが。
1社にいきなり決めるのでは、失敗するので、できれば3社ぐらいから選ぶのが理想的です。
会社が決まったら、コンセプト作りをしてください。今回の号にある、インタビューでの差別化ポイントも重要な要素になります。
そのうえで、コンセプトにマッチしたデザイン、カラーリングなどが必要になります。WEBのデザインは今時はどんなことでもできますので、デザインはこだわる必要はないと思います。
ダサいサイトばかり量産している会社は論外だと思います。参考にして戴ければ幸いです。