中小企業向けコロナ対策援助のまとめ

コロナ対策として、GOTOキャンペーンなるものが行われます。これは、旅行への補助を行うものですし、出張には使えるとは思いますが。そんなに大した金額ではありません。

今回のコロナ対策には、我々にとって比較的大きな金額が拠出される内容がありますので、まだの方は早めに申請して下さい。

補助金、助成金

補助金、給付金は返金が不要なので、貰えるものは全部貰って下さい。少々無理してでも貰った方が良い場合もあります。まだの方は急いで下さい。

1.持続化給付金最大200万円
1ヶ月の売上が昨年の50%以下の場合は、貰えます。去年の半分以下になった人は是非とも。

この給付金は松尾先生も貰ったとおっしゃっていたので、儲かっていても貰ってください。当社もしっかり貰いました。

この200万円の資金は、純利に相当しますので、純利率2%の企業だと1億円の売上に相当する資金注入が行われることになります。

2.家賃支援給付金最大600万円
5月以降に50%以下の売上になった場合も2/3の家賃が補助されます。

20万円の家賃で13万円ですが、最大6ヶ月なので65万円が入ってくる計算です。

家賃が発生しない自社物件の場合は、貰えないのですが、最悪の最悪裏技を使えば、申請できる可能性があります。

3.雇用調整助成金4月1日から9月30日まで

この助成金は、社員を解雇しなかった場合、人件費の10割、つまり人件費の全額を国が支払ってくれる制度になります。

非常事態宣言にともなう、自宅待機をした場合は、仕事をしていないと休業となって、この間の給与を政府が支払ってくれます。

1人あたりの助成額は1.5万円になりますので月に25日で37.5万円を政府が支払ってくれることになります。社員が5人いれば、月に180万円以上の金額が助成金として入ってきます。2ヶ月丸々だと、360万円です。

工務店にとっては、家賃補助よりもこちらの方が大きいかもしれません。

当社も社員は全休になったので1.5ヶ月分申請しておきました。社員は4人なので、支給されれば200万円以上の資金がはいってきます。

これら3つの助成金・補助金は社内の書類作成でも十分可能です。是非チャレンジして下さい。

融資関連

こちらは、民間金融機関+保証協会で3000万円+月商の3ヶ月分。日本政策金融公庫で最大6000万円、更に商工中金で最大6億ですが、実際には数千万円が限度でしょう。

なるべく同時に申請して下さい。今の融資は3年間実質無金利、印紙代などもかかりませんので、よほど大丈夫な会社でも、念のため借り受けて置いてください。会社の資金を積んでおくと、安心して経営もできますし、広告なども今までよりも多くうつことが可能になります。

詳しくはいろいろ電話してください。
03-3265-4881担当:みなと

Posted by 湊 洋一