伝え方を考える
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店を元気にする記事を書いていきたいと思います。
《《《2021年8月1日の断熱ブログ第27号》》》
伝えないと伝わらない
今日はあまり技術の話はありません。
今日は伝え方の問題です。
良い断熱を行って、耐震性能も高い。
でも、お客様には多分半分も伝わっていない、こんなことは無いでしょうか?
伝え方が悪いと結局、どんなに素晴らしい家を建てても、どんなに良い商品を作っても意味はありません。
性能は写真に写りませんし、なかなか伝えられません。
伝える方の責任
基本的に、僕はこんな風に考えています。
もし、相手が理解していない。解っていないといったら。
それは伝え方が悪かったんだ。
つまり、伝える方が責任があります。
相手が悪かった訳ではなく、こちらの良い方が悪かったというわけです。
この考え方がしみつくと、怒ったりがっかりしたりする事は完全に無くなります。
だって、自分に責任があるわけですから、次はもっと上手に伝えようと思うだけです。
では、どう伝えたら良いのか?
現在やっているオリンピックですが、例えば◎◎オリンピックで金メダルを取得しました。
というと、それはそのスポーツの第一人者であると皆さんが認めます。
なので、世界基準、日本基準でどのレベルにあるか?というのは伝え方の一つです。
ただし、世界初、日本初は、安いものには良いと思うのですが、住宅のように高いものには全く向かない表現ですので注意してください。
多くの方はリスクを負いたくないと思うからです。
世界一売れているという言葉は良いと思います。
次には、相手の言葉をそのまま伝えるというのが有ります。
オリンピックで北島康介選手が言った一言。
超!気持ちいい~!
はブームになりましたが、お客様がその家についておっしゃった生の声をそのまま載せるんです。
それこそがお客様が反応しやすい言葉です。
どういう意味かと言えば、お客様がおっしゃったその一言を、ヘッドラインにすると良いですね。
また、小学生のお子様がいらっしゃる場合は、その子供がなんというか?
ご自分がそのお子様に説明して、お父さんが言っている『◎◎って▲▲ってこと?』といわれたら、それをそのまま使うのは一つありますね。
更に、数字を使うというのもわかりやすいです。
その時に注意するのは、小さい数字は大きく、大きな数字は小さく伝えると良いです。
例えば、その家は毎月1万円節約できるんですという場合は、30年間で360万円の違いというと凄く大きな違いのように感じます。
例えば、断熱のコストアップが250万円の場合は、住宅ローンにすると6,500円の支払いが増えるだけですといえば、払えるか払えないかはお客様が考えてくれます。
まとめるとこんな感じですね。
- 金メダルのように世界的、日本的な基準を伝える
- お客様の言葉をそのまま使う
- 小学生に説明して、彼らの言葉をそのまま使う
- 数字で表現する
- 数字でも、理解できない数字は理解できる数字に置き換える
こんな風にすれば、これまでよりもちょっとはお客様に伝わるものができると思います。
チラシやWEB制作の表現の参考してみてください。
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