ポスティング部隊

当社が行っている勉強会ですが、オンライン集客よりも確実に、紙での集客の方が集まっています。といっても、5組、7組という数字ではありますが、小さな工務店さんには十分な数字です。

つまり、折り込みは厳しくても、ポスティングはまだまだ集客としては充分に有効なのです。

自社のポスティングだけではなく

これは、以前治療院の先生に教えてもらった方法なのですが、その治療院の先生はポスティングの業者がいないところで開業されていました。

ですが、ご自分で少量ポスティングしたところ治療院であれば充分に集客効果があったのだそうです。

そこで考えたのは、自分の治療院のためだけのポスティング部隊の設立でした。

自分の治療院のお客様に、住まいの周辺でのポスティングを依頼しました。この先生は面白い方なので、クライアントを競い合わせたそうです。

つまり、誰がポスティングしたかを解るようにしておいて、新規のお客様が来たら表彰したそうなんですね。ちなみに、ポスティング費用は1円も払わずに、その代わりにポスティングしてくれるお客様には定期的な食事会と表彰式だけを開催したところ、お客様競い合うようにポスティングしてくれたそうです。

その結果として、その治療院は月商500万円を大きく超えたと言うことで、個人で経営している店舗であればこれで年収3000万円をかるく超えたということでした。

この話は現実に見ているわけではなく、本人から聞いた話なのですが、ヒントは沢山あります。

まず、ポスティングはまだまだ使えるツールであるということです。実際に勉強会は集まります。

次に、お客様にポスティングしてもらうのが最高なのですが、OB客にポスティングをお願いする事には躊躇されることでしょうね。

ですので、僕からの提案は、ポスティング部隊がないエリアの工務店さんの場合は、ポスティングをする部隊を自分で組織する事を検討して欲しいのです。

1枚15円も払えば、しっかりとした方を雇えると思います。田舎の場合は、都市部と違って移動手段がないとポスティングするのは大変です。

そのため、近隣の飲食店や小売店などの商店と共同でポスティングをお願いすることも検討してください。そうすると1枚ポスティングするのに20円以上支払えます。

これだけ払えば、喜んでパートをしてくれる方が見つかると思います。

田舎でもチラシをしっかりまくと、反応がとれます。ただし、配る人の服装や態度は、田舎ほど敏感に見られていますので、しっかりと教育も必要ですけれども。
いくら集まっても間違っても競合のチラシはまかないようにしてくださいね。

Posted by 湊 洋一