換気システムについて

当社の場合は、ドイツ製の『ベントサン』という熱交換型の1種換気を取り扱っています。

最近はとても引き合いが多くて、個人的には驚いているのですが、引き合いが多いと言うことは興味を持っている方が多いのかな?と思いましたので、今月改めてお伝えしておきます。

換気システムの分類

ご存じのように、換気システムは、1種、2種、3種とあります。

3種が排気用、2種は吸気用、1種が吸排気用にファンをとりついているということです。

そして、通常の3種は熱交換を行わず、1種のほとんどが熱交換を行うシステムとなっています。

ですので、一般住宅には3種の換気システム、エコ住宅には、熱交換型の1種換気を取り付ける事が多い訳です。

熱交換を使い場合のポイント

そして、よく質問されるのが、住宅においどんな場合は3種で、どんな場合は熱交換型の1種換気という使い分けに関して明確な基準があるのか?ということです。

これに関しては、当社このように答えています。

使い分けにおいて明確な基準はありません。

エコ住宅にして、積極的に光熱費を減らしたいと考えるのであれば、熱交換型の1種換気をいれるべくだけれども、どんなに低くてもZEH(UA値0.6)より断熱性能の悪い住宅に取り付けても、真価は発揮しません。

できれば、HEAT20のG2グレード以上の住宅にしないと、ほとんど意味をなしません。

資金回収よりも居住性

そして、熱交換型の1種換気は、安い物でも20万円以上、高い物だと300万円ぐらいするわけですが、例え20万円の物でも、これを回収すると考えると最低でも10年ぐらいかかります。

そして、電気製品ですから、10年~15年で交換の時期を迎えるわけです。

つまり、50万円以上のシステムは、一生回収できないと考えていいと思います、欧州製の150万円以上する機種はモーターさえ交換すれば100年以上持つと唱っている物もありますが、、100年後には誰もいませんし、一般的にその言葉をそのまま信じても、それほど意味がありません。

ただし、3種換気にして、真冬や真夏に不快な外気をそのまま取り込んで、お客様に不快な思いをさせる、そのため換気システムは夏と冬にとめられて、結局入居後数年以内に換気が止まってしまうぐらいなら、熱交換型の1種換気を導入すべきです。

その上で、使い方をきちんとお客様に指導すべきです。そうでないと結局使うのを止めてしまうということになります。

なお、お勧めの機種ですが、ダクトタイプは埃の問題もあるので個人的には勧めません。

パイプファンタイプだとスティーベルが一番安くて20万円台。ベントサンが30万円台です。

このほか、澄家やローヤル電機など様々なダクトタイプが出ていますが、どれも一長一短です。これがいいという機種はないです。ご質問があれば受けられますので、何なりと聞いて下さい。

Posted by 湊 洋一