建物の結露対策は? Vol.994_2019/4/26
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.994 2019年4月26日号
おはようございます。
みなとです!
いよいよ明日から連休ですね。
我が家も明日から引っ越しプロジェクトスタートです。
といっても近いので多分ですがのんびり少しずつ引っ越し
していって5月4日に社員の方に手伝ってもらって
一緒に引っ越しをすることになりそうです。
新居は徒歩5分ぐらいなんですが、ちょっと狭くなるので
現在大量に書籍を処分中です!
昨日のツイッターのアカウントは下記です。
https://twitter.com/photon55
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
建物の結露対策は?
このところ断熱のセミナーをやっていろんな
工務店の社長とお話しをさせていただいています。
そうすると、本当に沢山の会社の社長とお話しを
させていただく機会があるのですが、
結露を心配されている社長は意外に多いんだなと思います。
結露を起こさない断熱はないのか?と
おっしゃった方もいらっしゃいました。
当社が扱っているCW断熱は30倍発泡のウレタンを
使っているので、100倍発泡のウレタンに比べて
透湿抵抗値が5倍以上有ります。
そのため、バリアシートが無くても結露はほとんどしません。
しかしながら、絶対しないということありません。
条件を振ると結露するポイントはあります。
特に外気温がマイナス15度になって、屋内の湿度が
20度70%を超えてくると結露する可能性があります。
つまり内外温度差が35度以上有って、絶対湿度も
一定量以上有るといくら透湿抵抗が高くても結露はします。
ただし、3~6地域の皆さんはその心配はありませんので
安心して使ってください。
提供する前に、アメダスデータで確認をしています。
ましてや、100倍発泡のウレタンの場合は、
バリアシート無しだと結露の心配が有ります。
ちょっと厳しいデータですと外気温がマイナスになると、
バリアシートが無いと結露する場合があります。
グラスウールの場合も、バリアシートがしっかり
施工されていないと結露の可能性がとても高まりますね。
セルロースファイバーは結露しないと
おっしゃっている方がたまにいらっしゃいますが、
そんなことはありませんし、セルロースファイバーの場合も
もう一つ弱点があるんですよね。
その話はまた後日。