固定か?変動か? Vol.2023_2022/2/18

固定か?変動か?

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.2023 2022年2月18日号

おはようございます。
みなとです。
あっという間にオリンピックも終わりますね。
北京オリンピックは正直、中国のための中国の大会という様相でしたね。
これって中国の評判を落としている気がするんだけどなと思っています。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

固定か?変動か?

昨日松尾設計室の松尾先生が、住宅ローンは固定を進めるべきだと仰っていました。

理由は、過去40年ぐらいの住宅ローンの平均金利は4%前後なので、
いずれそこに戻っていくというものです。

実際、このところ海外の金利はどんどん上がってきています。

日本の金利も上がろうとしていますが、日銀が今のところ上げないと
宣言しています。

ということは、この金利は日銀が上がっても仕方が無いと思えば
今は上がる局面だという事ですね。

通常は好景気を背景に、金利というのは上がります。
アメリカはこの30年余り3%前後の成長してきました。
金利も同じように安かった1%台と違って今は3~4%台が当たり前になっています。

ただし、日本はこの25年あまりの平均成長率が1%で、金利も同様です。

これが問題で、政府が国の成長3%目標に動き出さないと、経済成長しませんし、
金利を上げても副作用の方が大きいのです。

つまりは、現状の日本の姿はバブル崩壊後の低成長が国に染みついているとしか
いえない事態になっていて、金利を上げたくても上げると痛みが激しいと
いうことになります。

お客様のためを思えば、20年後の好景気を見越して固定金利なのでしょうが、
20年後に日本は成長しているのか?
金利が上がっているの?がちょっと疑問なのです。

なんだか、結論の出ない下記かで申し訳ありませんが、
日本の経済に成長という文字が見えるのはあと3年ぐらいかかるかもしれませんね。

Posted by mx-eng