若い経営者への手紙 Vol.1524_2020/10/7

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1524 2020年10月7号

おはようございます。 みなとです。 
久しぶりにインスタグラムのセミナーを開催します。 
インスタ集客はまだまだいけます! 
今回はオンラインをやるかどうかですが、 
価格はとっても安いので是非。 

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

若い経営者への手紙

これは、とある工務店さんの社長様へのお手紙です。 
現在は受注が沢山あるわけではない、 
まだ30代の工務店経営者に対するレターです。 
事実認識が違っているかもしれないですが、 
参考になることがあれば幸いです。 
以下本文。 

基本的に、今後20年、30年このお仕事を続けるので、 
今後3年は◎◎町での浸透を図るのが良いと思います。 人間沢山のことはできないので、浸透=認知を 
1年間かけてあげる事に注力していると、 
いつの間にかお客様から声がかかるようになります。 

そして、年商1億が達成できたらおしゃれな事務所を 
車がよく通るところにしっかりと構えてください。 

現状では、何をやっても商売が伸びていきません。 
理由は誰も知らないからというのと、 
商売の基本(事務所がわかりやすい、 
とてもいい人であることが、わざわざ話しに 
来なくてもなんとなく外から解る)が 
なっていないからです。 

  1. 年商5千万円まで  
    現状で顔付き看板を設置、自社の入り口を明示。
    グーグルマイビジネスで自社の場所を入口側に変える。
    チラシをターゲット層に合わせて作り直し、何度も修正する。
    そして、定期的にまく。 
    年商5千万円までに法人化。
    認知をすすめて、町内で1割以上の人に知ってもらう。
    この時点でマーケットシェアが10%を狙えます。 
  1. 年商1億円前後   
    社員を雇う。事務員+監督・工事担当 
    WEBをもっと集客できるものに変える。 
    借り入れして、モデルハウスあるいは理想の建売建設。 
    事務所移転。 
    リフォームを町内でのシェアを3割以上。人口の3割には認知。 
    初めての新築住宅が初対面の知らない人から新築受注 
  1. 年商2億超え    
    社員が3人以上、社長+監督+コーディネーター+事務。 
    ブランディングをしっかり考えて隣の市を攻める。 
    手段を模索。 
    可能なら再度事務所移転をして隣の市内に移転。 
    年間10棟をしっかり維持できるようにイベントを企画。 
    毎月何らかのイベントを開催。 
    月間の集客計画を立てて、月間の集客数を決める。 

工務店がしっかり儲かるのは社長が一人で営業をする
パターンなので、年商3億を超えてくると 
よほどしっかりやらないと、無駄な出費が増えます。 

50万円ぐらいまでの教材はどんどん買うべきですが、 
100万円を超えるような商品はあまり買わない方が良いです。 
買って成功するのは10社に1社しかありません。 

ということで、頑張るのは社長ですから、 
応援していますので頑張ってください。 

ただし、可能なら500万円でも、1000万でも借りて、 
事務所移転を最初にすると上記の1を飛ばして、 
2から始められます。 
そのときには、一度きちんとプロデュースさせて 
もらいますので、声をかけてください。 

以上です。 
工務店さんの最大の問題は認知です。 
あ、◎◎の調子が悪いと思ったときに思い出してくれるか? 
思い出してくれれば、認知があるという状態です。 
商圏人口の3割に認知をしてもらうのは本当に至難の業です。 
紙のチラシ以外にWEB、ポスター、看板などによって、 
そのエリアでの認知を増やすようにしてください。 

Posted by MXeng