安い家を提供したい Vol.1374_2020/5/10

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1374 2020年5月10号

おはようございます。 みなとです。 
すっかり初夏の雰囲気になって来ましたね。
朝晩は冷え込みで寒いぐらいですが、
日中は汗ばむ陽気になって来ました。
これからが家づくりに一番良い陽気なんですけれども、残念です。
コロナに関しては自粛警察ともいえる現象が起きています。
他人が何をやっているか?気になる方が増えている印象ですね。
それだけ暇なんでしょうけれども。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

安い家を提供したい

これまで、多くの工務店の皆さんも同じでしょうが、
私自身も『お値打ちの住宅を提供したい』と思っていました。

しかし、残念ながら人件費の高騰、建材の高騰、
さらに、性能が上がってきているという事もあって
なかなか安い住宅は成り立たなくなっています。

また、飯田グループや秀光ビルドといった
スーパーローコストが登場して、安いといっても
1,600万円ぐらいの建物は中途半端にみるようになっちゃいました。

結局、打ち出しが1,200万円とか、1,300万円の家は、
仕上がりで1,600万円前後になっちゃいます。

なので、船井総研さんあたりは、スーパーローコストの
700万円台の家とか、平屋専門で住宅の提供をしていますが、
お客様はそんなに集まらない割に、
質の良くないお客様ばかりが集まってきてしまいます。

ですから、当社も情報提供していますが、
家の価値をWEBやインスタグラムなどで伝えて
ちょっとでも良いお客様を集めるということに
皆さんがシフトして来ています。

先日のラクジュの本橋社長も、YouTubeで発信すると
どんどん客層が良くなりましたとおっしゃっていました。

でも、良い客層って数が少ないんです。
なんと言っても世帯あたりの所得の中央値は400万円前後です。
(平均は550万円ぐらいなのですが、年収200~500万円で全体の4割)
年収800万円を超える層は、世帯全体の2割もいません。
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20180808-00092044/

では、年収200万円台で不動産を保有して貰うためには、
土地建物で1,800万円如何にしないといけません。
それなら月の住宅ローンは5万円台ではまります。

そのためには出来ることがあるのかな?と考えております。

Posted by MXeng