基礎断熱か床断熱か? Vol.1084_2019/7/25

★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.1084 2019年7月25日号

おはようございます。みなとです!
新建ハウジングさんのセミナーは
勉強になる事が沢山ありました。
セミナーは今日も続きますけれども。
また、この場でお伝えしていければと思います。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

基礎断熱か床断熱か?

先日愛媛にお邪魔したときに、まだまだ4等級で
建てている工務店さんもいらっしゃったので
ちょっと驚いたのですが、最近はこれを
よく聞かれることが増えました。

床断熱が良いのか?
基礎断熱が良いのか?

結論から言えば、ZEH以下は床断熱の方が良いです。

UA値を0.5台に入れてくると、基礎断熱に
した方が良いなと思う建物が増えてきます。

理由は、エアコン2台以下で冷暖房を
したくなってくるのです。
UA値が0.5以下にすれば、
これが対応できるようになります。

それ以上の場合も、もちろん対応はできますが
ちょっとエネルギー使用量が増えてしまいますね。
電気代が高くなってきている今日この頃では、
暖房の方式とそのコストは重要になってきますよね。

で、基礎断熱ですが、基本は内側でOKです。
外側の場合は、パフォームガードなどの防蟻処理した物を
使うと良いともいますが、実際のパフォームガードは
5年以降ほとんど効果がありません。
ですので、外側への断熱に関しては
あまりお勧めできないのです。

北海道はシロアリの被害が少ないので、
良いと思いますが、それ以外の本州、九州、
四国の工務店さんは、基礎断熱の内張一拓です。

実際に計算してみてみるとUA値も少し良くなりますし、
床下の空間もチャンバーとして使えますのでお得ですよね。

断熱材の厚さは、スタイロの場合は50mm以上。
できれば100mm程度。
ネオマだと50mmでも良いかなと思います。
外周部の内側と平板は600mm以上張ってもらえばと思います。

Posted by MXeng