売れる住宅の作り方3
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店を元気にする記事を書いていきたいと思います。
《《《2021年8月14日の断熱ブログ第39号》》》
お盆休みに入ったので、2021年版の売れる住宅についてまとめて書いていきます。
時代遅れにならないために
先日、国土交通省がこのような委員会を開きました。
脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会
https://www.youtube.com/watch?v=Fr-uZPz7uWU
その中でロードマップが示されています。
このロードマップによれば、国土交通省としては、2025年に温熱等級4の義務化を行い、2030年よりもできるだけ早い内に、ZEHの義務化を行うということになっています。
その他にも温熱等級4の上をつくるというような事も明示されています。
他業界では早期クリアが当たり前
自動車の基準でも明らかなように、このような義務化基準とか、目標値の場合は早期クリアがお客様に受けますよね。
2021年に2030年基準クリアとか、2030年基準達成とやれば、当然受けますし、お客様受けもしますので、一刻も早く全棟ZEHにして、当社は2030年基準を全棟クリアしていますと表現する大手が現れる前に、WEBに記載してください。
更に、『低燃費競争』という言葉はご存知だと思いますが、経済産業省が掲げたエコカーの基準を多くのメーカは、切ってきていまっす。
エコカー基準というのは。燃費がリッターあたりの25.4kmが基準になっています。
そして、現在の最高の燃費は、トヨタのプリウスで40.8km/lですので、基準値に対して160%の達成になっています。
ZEHが2030年基準になるのであれば、UA値が0.6とすれば、UA値0.375ぐらいが、自動車でいけばプリウス並ということになります。
面白いのですが、タマホームの新基準住宅がUA値0.37ですから、タマホームはそのあたりも考えて作ってきているのかもしれませんね。
お客様は基準をギリギリの数値を、ギリギリの期日で達成したとしても評価してくれません。
それを大きく前倒しにして、大幅に上回ってこそ、技術があると思ってくれるわけですね。
さらに技術が必要な空調技術
更に、全館空調を少ない予算で達成するとより技術力があると思ってくれます。
技術力は、多分荷重のかかり方を調整して、建物全体で耐震等級3を超える設計をしたり、間取りのプランニングで上手に動線計画をする事などもそうですが、正直な話なかなか伝わりにくいですし、数値化しにくいのも難点ですね。
その点、空調が完璧にできるというのは、売りになりますし、差別化にもなります。
詳しいところは、ブログでは書ききれないので、今度はその松尾先生がセミナーをされますので、良かったら聞きに来て下さい。
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