床下のこと
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年1月28日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第195号》》》
床下エアコンとは?
床下エアコンへの問い合わせが増えてきました。やはり断熱と空調はセットだなと感じますね。
床下エアコンをする条件と考え方をいろいろお伝えして行きたいと思います。
まずは、床下エアコンなんですが、これが最低限の条件ですね。
気密パッキン+基礎断熱にする
床下に暖気を吹き込むので、人通口か、基礎パッキンで空気の流れを作る
床にはガラリを設置する
エアコン最大風量を考慮してガラリの数を設ける
使うエアコンですが、壁掛けタイプでも、床置きタイプでも良いです。ただし、床置きタイプだと三菱とダイキンぐらいしか機種がありませんから、主流は壁掛けタイプなの仮名と思います。
ただし、壁掛けのエアコンを床下に設置する場合は、商品としての保証をしてもらえない可能があります。
ですので、初心者は床置きタイプの方が失敗が少ないかなと思います。
◆実際の設置寸法
これは、床置きエアコンと、壁掛けエアコンによっては少し寸法関係が違います。
床置きエアコンの場合は、松尾先生の書籍に寸法が公開されていますので、下記をご覧いただければ誰でも失敗泣く設置ができます。
壁掛けエアコンの場合は、取り付け高さと、エアコン周辺の気密が重要になりますので、これは当社の断熱を買ってもらうか、松尾先生の講義を受けて欲しいと思います。
でも、実際に数多くの見学会が行われていますので、それほど秘密は多くありません。
ただし、ブログに書くと不特定多数の方がご覧になるので載せないだけですので、下記にメール下さい。minato@mx-eng.jp
床下エアコンの考え方
床下エアコンですが、普通のエアコンは1時間で600~700立米の空気が出てきます。
1時間600立米だとすると、1分間で10立米です。1秒間では1/6立米ですから、0.17立米ぐらいの空気が流れてきます。
これが0.6平米の開口から出てくると、秒速0.28mぐらいの風ですし、0.3平米の開口だと秒速0.6mぐらいになります。
床下用のガラリは、全体開口が0.3平米ぐらいを目指してもらえると風速がそんなに速くなく、ふんわりと全体が温まる様になります。
当社の場合は600mmx100mm程度のガラリを10本前後提案しています。開口率が50%とすると10本程度は提案しています。
これで理論上は風速0.6mぐらいの風になりますので温度差がないと風を感じることはあまりありません。
床下エアコンの場合、動力はエアコン用のファンのみです。
ですので、それほど複雑にはなりませんし、検討しやすいともいます。
ただし、UA値0.6以下だと暖房を効かせるのが困難になりますので、その点注意が必要です。推奨は、UA値0.46以下ですね。
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