気密のあれこれ

こんにちは。

今日もご覧いただきありがとうございます。

株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。

《《《2022年1月27日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第194号》》》

気密を上げるために

建物の気密を上げる事はそれほど難しくありません。

これらの対応をすれば、0.5以下にする事は簡単に対応できます。

基礎パッキンは、漏気の下になるので気密パッキン+基礎断熱に変更

気密測定時に換気扇の穴、エアコンの穴などは塞いでもOK

サッシは、漏気の少ないものにいた方がいい

窓周りをテープ処理するのは邪道なので、辞めた方がいい

0.1を目指すためにはユニットバス周りを特に注意

構造用合板のつなぎ目は全部目張りをすると0.1狙えるとか

その他には、小屋裏などもしっかり確認

ウレタンを吹き付けるか、バリアシートで空気を遮断

通部の羽子板、ボルト周りもしっかり封止(ウレタンよりコーキングが良いかも)

このあたりをしっかりできればC値が0.3を越えることはありません。

エアコンや換気の貫通穴の目張りがしっかりできているかダブルチェック下さいね。

ご存知のようにC値は設計ではできません。C値は実測値です。

逆に言えば、何度か測ることで変化も理解できますし、どこをやるとどのぐらい上がるかは解ると思います。

C値0.1以下を要望されたら

最近はUA値と同時にC値に関する要望もされる方も増えています。

その方で多いのは、C値0.1以下でという方が多いですが、あんまり意味がありません。

実際にそんな方には、どうしてそう思うのか?と聞くと、必ずYOUTUBEやブログが出てきます。

『◎◎先生が言っているから』

ドイツのパッシブハウス研究所の基準は、C値0.2です。ということは、それ以下はそんなに影響がないということを意味します。

下記のグラフで0.5以下で有れば吸気量は0.5で95%と0で100%しか違いません。つまり、0.1小さくなると1%程度の吸気量が変わるという事を意味します。

だいたい35坪ぐらいの気積は、100平米掛ける天井高さ2400ミリだとすると240立米ぐらいです。

この換気システムの換気量が1時間に120立米。気密が0.3と0.1の違いは、空気量の立米に直すと116立米と118立米のちがい。

違いはたった2立米そこそこです。しかも1時間にです。

これで、エアコンの効きが違ってきたり、消費エネルギーが違うかどうか何て解りませんん。

多分その数値差はエアコンそのものの機体差ぐらいのものでしょうね。

なので、このグラフを見てもらって、そんなに差が無いことを説明してそれでも遺憾を換えにとすると既に宗教の信者になっています。

まあ、エコ住宅教の信者には何を言っても無駄という方がいますからね。

実際のC値

目張りをして、C値を測定して、実際の住宅の測定をするとどの程度下がるのでしょうか。

様々なブログを調べてみましたが、どうも実際に測定した方は多くないようです。

その上、C値は実測値のため、測るごとに若干の誤差が生まれます。

探したブログによると、実際の測定数値が、住み始めた後に測定しても大きな差が無いそうです。

機会があったら今度測定してみます。

それと、10年以上経過すると当然ですが木材が痩せて隙間が大きくなる可能性があります。

いろいろ考えて、C値に関しては、ある程度のガイドラインであり、一定数値以上有ればいいのかなと思っています。

良いというのは、有識者の方々のおっしゃるとおりです。

ということで、C値は、0.5でも、0.3でも、0.1でも、1時間に数立米しか違わないのならどっちでも良いかなとも思いますよね。

そこまで真剣に議論すべきかなと思っちゃいます。

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    Posted by 湊 洋一