床が冷たいと不快
こんにちは。
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株式会社MXエンジニアリングの湊です。
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《《《2022年6月22日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第334号》》》
床が冷たいと不快
昔、かなり昔ですね。30年ぐらい前ですが、叔父が製薬会社の副社長という事で、インドネシアに駐在していました。
その時に、インドネシア・ジャカルタのお宅に一度お邪魔したのですが、床が石張りでした。
ご存知の様にジャカルタは、熱帯・モンスーン地方ということで、冬がありません。そのため、住宅は夏対策しか必要ありません。
深い軒で、夕方になるまで直射日光が建物には差し込みません。更に、1500ミリ以上の高い壁があるので低い高度の日射は全てカットします。
朝夕はエアコン無しでも快適でした。
ですが、ちょっと閉口したのが、冷たい床です。
ヒヤッとするので、しばらくは涼しいのですが、足の裏からどんどん熱が奪われますので、何だか気持ち悪かった記憶があります。
もちろん、真冬の冷たい床は最悪で、我が家では、妻だけではなく、子供もスリッパを履いています。現在は、東京都内のテラスハウスに住んでいるので、木造の戸建てと同じ環境です。
断熱性能は、多分UA値0.87なんて絶対無いですね。窓はシングル+アルミ枠なので、結露も凄いです。
夏は少々冷たいのは大歓迎ですが、冷えすぎるのは問題です。下半身が冷えるのか、トイレが近くなった記憶があります。
どうして床が冷たいのか?
どうして、床が冷たいのでしょうか。それは、下記の理由があります。
- 床に熱伝導率の良い材料を使う
床に、石やコーティングして有る木材を使うと足下の熱をどんどん拡散する効果があります。よく、自然素材の会社が無垢の床とフォローリングを比べさせていますが、あれば、コーティングが熱を拡散するからなんですね。
- 床の断熱性能が弱い
床の断熱性能が弱いと、冬に寒い床になります。そのため、床断熱の場合は、50ミリ倉無いならネオマとか、Q1ボードを使わないと寒いです。スタイロの場合は、性能の高いものを入れるか、厚さをあげて下さい。
- 住宅の気密が悪い
意外ですが、屋根部の気密が悪いと、屋根から熱が逃げていきます。その分の空気が壁や床下から入り込んでしまうのです。壁より、床断熱してある場合は、床の気密が悪くなっている家が多いので、暖かい空気がどんどん上に逃げていって、下から冷たい空気が無秩序に入って来ます。
暖かい床を作るためには、これらの問題点を排除し無いといけませんね。
そういえば、うちの妻はマレーシアの大学で、サスティナビリティの研究をしていました。マレーシアやタイのリゾートホテルを色々調べていたのですが、どこも南国は床が石張りだったりしますよね。
どうにも、僕はあれば苦手なんです。ヒヤッとしますよね。。。
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