工務店にこれから必要な事 3
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアングの湊です。
さて、今日も工務店さんの役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年9月18日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第417号》》》
2022年になってクローズアップ
今年に入って、クローズアップされてきたテーマがあります。
それが、湿度です。
というのも、温度に関しては、冷暖房をきっちり計画して、行っているというのは、高性能住宅では当たり前になっています。
これができていない工務店さんはちょっと焦った方が良いかもしれません。
当社でのここをサポートするべく、外部から顧問をお迎えしてサポート業務を始めようと考えています。
ところで、全館空調システムが、高断熱住宅では当たり前になっている今、次に気にするのが、夏の湿度対策と、冬の過乾燥です。
そして、先進的工務店さんの中から、夏の湿度対策に関して答えが出されてきています。
それが、ラファエル設計さんのラファエコシステムと呼ばれているものです。
これに関しては、詳しくはラファエル設計(栃木)に聞いてみてください。
当社では、別の方法で全館空調システムを考えて行きます。
いずれにしても、夏の湿度は、16g/kg程度に抑えておかないと、室温をいくら下げても不快感が残ります。
これはあくまで、目安でして、夏場の湿度は相対湿度でも充分だと思います。
具体的には、湿度60%以下目標です。室温は27度だと少し暑いかもしれません。26度の相対湿度50~60%が多くの人が快適と思うゾーンだと思います。
ですが、外気は35度で70%とかあります。これを、27度の55%前後に下げるためには、温度は8度ですが、湿度は15%です。
どちらも大したことが無いように感じられるかもしれませんが、絶対湿度で考えると
気温35度 相対湿度70% ⇒ 絶対湿度 251.g/kg
室温27度 相対湿度55% ⇒ 絶対湿度 12.3g/kg
つまり、水蒸気量を半分にしないといけないわけです。
この辺の議論が出てきたのが、今年になってです。
16g/kg以下が目標といいましたが、12g/kgに近づくとかなり快適です。
これからの工務店は、温度だけでは無く、湿度も語らないといけない時代になってきました。
これは、もちろん最先端の工務店であって、多くの工務店は関係ないことなのかもしれません。ですが、これまでの流れを見るに2、3年後にはこれについて来れない会社は淘汰されるんじゃ無いかな?と危惧しております。
明日は、この辺をまとめて起きますね。
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