お客様のためのHEAT20
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店を元気にする記事を書いていきたいと思います。
《《《2021年10月26日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第103号》》》
HEAT20 のお客様への伝え方
HEAT20 というのはプロが知っていたら良いんだというのは、その通りだと思います。
ですが、結局どんないいものでも、きちんと伝わらなかったらプロしか使わない無用の長物に成り下がります。
ただし、実際に良い住宅を建てたいと考える施主が、どんどん増えています。なので、彼らはすでに、HEAT20のG1だとダメだとかいう話をしています。
なので、数値だけでも、良いといえば良いです。
昨日も掲載したこの数字ですね。
この意味をどう伝えていくか?これが大切だと思います。
例えば、G2で住宅を建てる会社があったとして、G2だから建てていますというのと、光熱費が年間で、あるいは真冬でもいくら以下だから建てていますというのと、さらに、室温が何度以下にならないために建てていますでは、同じG2でも意味は異なるわけです。
売り手ではなく、買い手が大切に思っていること
売り手は、提供価格=家の値段が大切だと思いますが、買い手はそうですはありません。買い手は生活していくので、もちろん家の価格は大切ですが、土地の価格と場所が気になります。
さらに、本来は住宅とは関係ない光熱費も住宅によって違うんだよとお伝えすると、確かにそうだなと思っていただけますよね。
であれば、住宅ローン+光熱費の合計で比較すると良いですよ。
その場合は、光熱費のシミュレーションできないと伝えられません。
ですから、当社としてはシミュレーションも無料でお渡ししているのです。
これらは、UA値だけでは決まらないのですが、UA値も非常に大切な要素です。
お金は大切ですが、月々の支払いに落としてあげると、生活が想像できるようになります。
さらに、室温というのは健康と密接に関連しているのはご存じの通りです。
イギリスの保健省ではご存じの通り15度を下回ると健康の被害があるとされています。詳しくは下記のブログを参照してください。
HEAT20の場合はG3にならないと室温が15度を保つことはできません。
G2だと13度にしかならないのです。もちろん2度ぐらいだと暖房によってあげることは十分に可能です。
断熱等等級4程度しかないと10度を下回る室温になるので、決して健康に良くないというのは皆さんのご存じの通りです。
このあたりを考えてい伝えるとお客様にとってはとても良い工務店になります。
我々が気にするのは、建物のコスト、納期、デザインなどですが、お客様が気にするのは住宅ローンで払っていくお金、自慢できるおしゃれなデザイン、家族の健康などでしょうか。
この辺のギャップを埋めつつ、HEAT20の意義を上手にお客様に伝えてください。
と同時に自社のこだわり、特徴を踏まえて伝えると良いでしょう。ローコスト系の工務店は生活コスト、自然素材系は健康とデザインなどの見せ方を中心が良いのかもしれません。
いずれにしてもHEAT20をうまく活用して受注を増やして欲しいことがありますね。
今日はこの辺で。
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