夏のプランニング エアコン編3・まとめ
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年8月18日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第389号》》》
小屋裏エアコン
これらのことを全て考えられる方は、小屋裏エアコンにもチャレンジできると思います。
詳しいところは書けませんが、当社にお声がけいたただければ、きちんとお伝えしてもらいます。
ここでは、エアコンをエアコン室において、全館冷房をする場合の考え方をお伝えして行きます。
エアコンは、急速にすると、700立米ぐらいの空気を吐き出します。
700立米は1時間ですから、1分間には11.6立米、1秒間には0.19立米です。
吹き出し口のサイズが1200ミリx50ミリだとすると、秒速3.3m程度の速度で空気が吐き出されていきます。
建物全体を冷やすためには、最低でもこの量の空気を流さないといけません。
なお、ユカコシステムという全館空調の空気量の目安は、1時間に1500立米が最低風量です。
つまり、エアコン2台の分の風量を建物全体に回すことが必要とされています。
小屋裏エアコンの場合でも同様です。
上手くいかない理由は?
それでも、暑いとか、寒いといわれるのは、この原則が成り立っていないからです。
エアコンは、空気を入れて、出す装置です。
だから、今までは送る風量の話ばかり書いてきましたが、これはきちんとエアコンに空気を戻さないと上手くいきません。
このリターンの考えが今ひとつなのは、どこ施工例を見てもなんとなくしか考えていないからです。
これを厳密に考えるのが、実は小屋裏エアコンのミソだったりします。
エアコンまでの積み上げ
夏のプランニングは、基本的に必要な、日射遮蔽とか窓を開けないことに加えて、エアコンの能力の計算を行って、どのサイズのエアコンを何台使うか?を決める。
そして、どこに取り付けるか考える。
ここまでできる人が初めて、小屋裏エアコンにチャレンジしても辻褄が合います。
最後に風量の送り先と配分だけということになります。
では、その風量を確保できるファンはどれ?と選んでくると、これで空調経学が成り立つんだなという訳です。
シミュレーションでもできますし、実機もお見せできるのでアレンジしてみませんか?
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