基礎からの太陽光パネル 5
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年8月10日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第381号》》》
他のリスク案件についても簡単に見ていきます。
降雹
いわゆる空からの落下物によってパネルが破損することをいいます。
これは、発電量の変化などによってある程度類推できますが、屋根面を点検するまでははっきり解らないかもしれません。
ただし、雹が降るのは関東圏では、栃木、群馬、埼玉など比較的狭いエリアです。
都内でも降ることはありますが、太陽光パネルの強化ガラスを破壊する事はあまり考えられません。
ということで、これも火災かそれ以下のリスクだと判断します。
また、当然ですが火災保険で降雪などの特約が付いていると充分に補償されますのでご安心ください。
風損
これは、最近の台風が地球温暖化の影響で大型化しているので、一番注意しないといけないことかもしれません。
ただし、正しく設置すれば耐風圧は70m程度には耐えますので、よほど災害級の大型台風がやってこない限り問題ありません。
これもそれほど問題があるとは思えませんが、屋根面に設置するために、万が一飛んでいくと2次被害がでるかもしれません。
パネル1枚はかなり重い上に、風圧で高く持ち上がると死者がでる可能性も充分にありますので、設置にはしっかり確認して、コストをあまりケチらない事が重要なのでは無いでしょうか。
降雪
これは太平洋側の方にとっては、一時的ですし、降雪がある地域の方にとっては、毎年のことになります。
では、日本海側の降雪地帯の方々が元が取れないのか?
といえば、そんなことはなくて東京の場合は8年ぐらいで回収できる投資コストが2割ぐらい伸びるだけになります。
詳しくは、下記のサイトを参照いただき計算して貰えれば良いです。日本の場合は一番に日照の条件が悪いのが秋田になりますが、それでもきちんと回収が可能です。
故障
太陽光パネルの場合は電気機器なので当然故障は起きます。
パネルは通常発電補償が20年というのが一般的です。ということは、少なくとも30年ぐらいは持津という事になります。
この補償は発電量の7割ということになるのですが、8年で元が取れてそれ以降は収益なので、発電効率が下がってもそれ程問題がありません。
パワーコンディショナーという直流を交流にして流す部品があるのですが、これは壊れます。補償期間は1年とか、2年ですが、10年から20年で壊れますね。電子機器なので、故障は仕方がありません。
ですが、だいたいどのパワコンでも交換はききますし、壊れたら発電はしませんが大きな問題ではないので、壊れたから交換してください。
時期によりますが、2週間程度で元に戻ります。
パネルのリサイクルについては明日お知らせしますね。
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