基礎からの太陽光パネル 4
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年8月8日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第380号》》》
効率に関して
以前書いたと思いますが、大気中には太陽光線は、1平米あたり1kw程度のエネルギーをもたらしています。衛星軌道上の太陽エネルギーは、1平米あたり1.37kw程度ですから大気圏で3割程度散乱するということですかね。
そして、太陽光パネルの変換効率というのは、このおおよそ1kw程度平米辺りもたらされるエネルギーのうち何パーセントが電気として取り出されるのか?を示しています。
現在、単結晶のシリコンが主流になったのはこの変換効率が売れる指標になったからかもしれません。
現在の商品の最高効率は21.5%前後です。そして、高効率といわれているのは、おおよそ18%以上ということで良いと思います。
セルの寸法はどの会社もほぼ同じですが、効率が良いものは狭い面積で発電できますので有利ですね。
ここでは、当社自身も専門ではないのでどのメーカーが良いかという議論は避けます。
ただし、このことから解るように屋根はなるべく広い方が良いという事です。
間違っても寄棟の建物は作らない方が良いです。主流は片流れですが、切妻でもOKです。
そして、片流れなら南が低い3寸か、3寸5部の勾配が良いでしょう。といっても、これは井戸により異なるので、太陽光パネルの販売会社に相談してください。
アフターマーケットといって、建築当初は付けられなくても、後から付けるという方もいらっしゃるので、寄棟はよほど大きな建物以外は厳禁です。
価格は?
価格に関しては、パネルの価格だけではなく、下記の合計金額になります。
パネル+架台+パワコン+工事費
金属製品も、半導体製品も値上がりしていますので、ご多分に漏れず価格は上がり気味です。
工務店さんの場合は、中国製でセット品がkwhあたり8万円前後が最安値だと思います。
超大口でも2022年8月の時点では6万円台はでていません。
国産で平均が15万円台で安く、12万円以下は難しいでしょう。
価格差が3割以上開く場合は、中国メーカーの方が良いと思います。
中国の場合は輸出検査もしっかりするようになって、不良品率の割合が急速に減ってきました。
ウイグルでの生産に関して無いという事であれば、中国製で良いと思います。
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