プラン講座 太陽の明かりは無料の照明
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年7月18日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第360号》》》
プランの中の窓
昨日のブログで窓の重要性を書きました。
窓は、ご存知の様に2つの効果があります。
光の取り込みと通風です。
この通風というのは、今後ますます重要ではなくなってきます。理由は、酷暑にあります。
絶対湿度での日本の夏は、本当に過酷です。空気中の水分量が20g/立米を超えると本当にじっとりしてきます。
夏に窓を開けるとこれがどどど!っと入ってきます。
窓をちょっとでも開けた瞬間、せっかく空調している乾燥させた空気が台無しになります。
真冬はとても外気が乾燥しているので、窓を開けるとせっかくの加湿が台無しになります。
そのため、通風を考えて良い時期は、春と秋の短い時間だけになりました。
ところが、太陽光はそうはいきません。
真夏は遮って、真冬は徹底的に取り入れることを考えるというのは重要です。
でも、これな熱エネルギーのことですよね。
それに関しては、これまでも沢山書いて来ました。
ですが、意外に盲点なのは、太陽光です。
明かり取りの窓
太陽光というのは、基本的に指向性があります。
太陽から平行に入ってくる太陽光は、全体の8割を占めます。
ですが、残りの20%は、大気中の散乱光によるものです。
この散乱光を取り込むのが太陽の影になっている部分の窓になります。
もちろん、昼間だけしか入ってきませんか、昼間なのに真っ暗で、照明を付けないといけない玄関とか、リビングほどストレスな事はありません。
ということで、プラン上とても大切なのは、建物の中で、真っ暗な所は、例えばクローゼットの中とか、意外は極力作らないというのが重要かなと思います。
あとは、お風呂ですが、窓を作ると換気もできて良いのですが、せっかくの暖かい浴室内の温度を逃がす原因にもなるので、窓の考え方は人によるかなと思ったりします。
もちろん、倉庫など紫外線が入って欲しくないところには、窓は厳禁ですから、メリハリのあるプランを考えたいです。
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