沖縄と断熱の関係 1
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアングの湊です。
さて、今日も工務店さんの役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年10月21日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第450号》》》
実はこのブログは2023年になって書いています。
理由は、10月21日から23日の3日分のエコブログをサボっていました。一応、1年365日のブログを書くといっていたので、その間の3日でも欠けているのはどうにも引っかかっていました。
ですから、今回数ヶ月は経ってしまったのですが、その部分を埋めるべきネタを準備しました。
それが、沖縄です。
何本か沖縄をネタにブログを書きましたが、なんとそれを読んでわざわざ電話をしてくれた方がいらっしゃいました。でも、ペアサッシが500万円で、シングルサッシが250万円というのは、ペアがぼったくりです。
関東だと、住宅1棟あたりの窓は原価で250万円ぐらいかなと思うのです。沖縄は送料がかかるといっても、シングルとペアの価格差が250万円も開くというのはちょっとあり得ないのですが。
本州では、安い賃貸住宅でもシングルの提案がまずないのですが、沖縄だとまだシングルが普通みたいですね。
理由は、断熱なんて必要ないからと思っているプロの方がまだまだ多いのかなと思います。
ちょっと多すぎるのでそれをなんとか変えたいということで、2022年5月に松尾設計室の松尾先生が講演されました。2023年にもまたされるそうです。
シングルとペア
まずは、窓なんですが性能的にはこのぐらい違います。
シングルのアルミサッシ U値 3.49~6.51 W/平米K
ペアサッシのアルミ樹脂複合 U値 2.61~3.49 W/平米K
正直、今本州で販売されている窓ではあり得に数値です。
今主流の樹脂ペアは、窓のU値 1.60~2.33 W/平米K
ですから、シングルだと1.5~4倍の性能になっています。
この性能差が、そのままが外気から受ける熱量になります。
普通の吐き出し(3平米)で真夏に入ってくる1日の熱量は、最大でこのぐらいになります。
シングルのアルミサッシ 468w
ペアのアルミ樹脂複合 262w
ペアの樹脂サッシ 168w
となります。これが1日ですから、1ヶ月で15kwを超えるような熱がシングルから入ってきます。
これをエアコンで熱を外に出さないといけないので、エアコンの負荷は大きくなりますし、火力発電所しかない沖縄だと、電気代もかなり高いですし、更にCO2の排出量も大変になりますよね。
いくら沖縄といっても窓は、最低でもアルミ樹脂複合かなと思うのです。
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