一条工務店並み超高断熱住宅 シミュレーション 1

こんにちは。

今日もご覧いただきありがとうございます。

株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店を元気にする記事を書いていきたいと思います。

《《《2021年9月29日の断熱ブログ第81号》》》

一条工務店なみ超高性能住宅とは?

今回から3回にわたって、超高断熱住宅のシミュレーションを載せていきたいと思います。

この企画は、これまで色々書いてきた建物の断熱性能に関しての集大成的になります。

別にこれで終わりではありませんが、一つの区切りということです。

皆さんが考える、高性能住宅というのは、HEAT20のG1が標準ということが多いのかなと思います。ですが、それだと一条工務店に対抗して性能を出していくというのが難しくなります。

以前に書いた、一条工務店に対するセールストークは確かに、UA値だけ良くてもメリットは少ないのですが、それでも一条工務店に匹敵する性能を出していくというのも一つの手段かなと思います。

一条工務店さんの場合は、壁のウレタンボード140+50ミリです。一条工務店さんのWEBにはこんな仕様だと書かれています。(2021年9月末時点)

https://www.ichijo.co.jp/technology/element/insulation/

これで計算をするとおおよそUA値的には0.25前後になります。もちろん、建物の大きさにもよりますけれども。

冷静なお客様であれば、『断熱性能だけでは光熱費も快適性能も大して変わりません』という説明で納得していただけると思います。

でも、『そうはいってもUA値が良い方が良いんでしょう?』という質問には、逆に違うといっても、信じて貰えないという可能性もあるわけです。

だったら、6地域でHEAT20のG3グレードを建ててやろうというプロジェクトを始めて行きたいと思っています。

仕様的にはこんな感じです。これは、2KDKですが工夫をすれば3LDKに変更は充分に可能だと思います。

プランはあくまでも簡易的な感じですので、突っ込みはご容赦ください。

1F
2F

今回の建物サイズは、5,460(6P)x7,280(8P)の総二階を想定しました。かなり小さめです。2階建で24坪(80平米)です。

断熱仕様的には、こんな感じですね。

窓は全てAPW430と総トリプルになります。U値は0.94(w/mK)です。

壁は、30倍発泡ウレタン90ミリ+外断熱 GW40K 100ミリです。

天井は、GW40K 200ミリ。

床は内側基礎断熱ウレタンボード50ミリと一般的な数値にしました。基礎断熱は立ち上がりと水平面は600ミリと松尾先生の標準仕様に習っています。

これで、建物のUA値は0.24になります。

UA値ですので建物が大きくなってもこの仕様であれば大きく変わりません。

これで、きちんと冬の日射取得を計画出来きれば、都内では、暖房がなしでも真冬の室温が15度を下回るのは、夜中の浴室・脱衣所のみにできます。

これだと。着衣量をコントロールすれば無暖房でも生活に大きな支障が無いかなと思います。

以前も書きましたが、この状態で夏はエアコンが必要ですので1台だけ当社の場合は小屋裏に搭載します。

もちろん、このエアコンを寒ければ動かすことは出来ます。

無暖房に出来るからいいって、肌寒いのを我慢して、無理にエアコンを動かさないという必要はありませんよね。

ただし、ご存知の通りあたたかい空気は上にたまりやすいのでファンだけで1Fを温められるか疑問です。

小屋裏では無く、リビングに設置するのでも良いかもしれませんね。

無暖房住宅が前提での光熱費はこうなります。

普通のシミュレーションだと暖房費はオレンジ色なんですがそれが無いのです。

年間照明 6千円以下、調理家電 5.3万円、給湯4.6万円、換気1.1万円はどんな性能の住宅でもほとんど変わりません。

これらの項目はどんな住宅でも必要です。

ちなみに、換気は3種換気でみています。1種に変更しても、その換気システムの費用は回収できません。なので、超高断熱住宅だからといって1種が良いというのは好き好きかなと思います。このあたりは別の話ですね。

そして、年間の冷房費は1.1万円です。

エアコンは6畳用のエアコン1台で夏はどの部屋も27度以下の調整できます。

この住宅で1月の平均電気代はオール電化だとして1万円です。年間で一番給湯費が高くなる1月で1.2万円で、給湯費が安くなる夏は冷房代がかかりますので、年間を通じてほとんど変動がない住宅になります。

エアコンは一番安い10万円を切るもので充分に対応できます。冬寒い日に運転するというのでも良いと思います。室温を23度狙いでも1日中動かすのではない、寒くなと感じたら動かすということで対応可能です。

この仕様で一条工務店と同等仕様ということになりますね。一条工務店というのはこのレベルの住宅を全国に1万棟以上建てているということで驚きです。

でも、これ実行組み立てると解りますが、年間10棟以上の工務店さんだと1350万円で組み立てられそうです。そうすれば販売価格は1750万円+税になるかなと思っています。といっても税込みなら1900万円になっちゃいますね。

断熱は、GWが50~60万円、ウレタンがすこし高くて80万円、基礎断熱も10万円程度で、断熱代だけで150万円以下になります。

ウッドショックがあるので、木材は少し高いですが窓を除くとかなり安く組み立てられませんか?

ということで、この建物の実際の実行予算を協力してくれる工務店さん募集しています!

できれば、年間に10棟以上やっている工務店さんのご連絡をお待ちしております。

それ以外の工務店さんはご相談くださいね。

メールアドレス minato@mx-eng.jp

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    Posted by 湊 洋一