熱交換ユニットの大きな差
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年6月10日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第322号》》》
和紙の熱交換換気ユニット
熱交換ユニットは、和紙製が日本の主流です。
和紙の特徴は、紙の両サイドを吸気と排気が通ったときに、その温度だけではなく湿度も交換する機能があります。
どの程度交換するか?という性能値では、カタログデータだと最大で90%程度の交換効率を誇ります。
実際の所は、60~70%というところでしょうか。
いずれにしても、かなりの室温を回収してくれます。
この時に同時に湿度も交換してくれます。
屋内が除湿された低い場合は、外の湿度を100%持ち込ませずに、屋内が湿度が高い冬の場合は、屋内の湿度を逃がさないという機能があります。
セラミックス
最近、増えているのはセラミックスの熱交換ユニットです。
ドイツでは、ダクトレスの熱交換システムの売れ行きが好調で、ダクトタイプの売上を超えたという報告もあるそうです。
セラミックスの熱交換ユニットの良いところは、耐久性です。
いわゆる排ガスフィルターのような製品で、いわゆる素焼きの陶器みたいな製品ですからちょっと家庭用の洗剤で洗えば、汚れは落ちます。
また、かびる心配もほとんどありません。ただし、落とせば割れますので、取り扱いに注意は必要です。
湿度の交換は、大きくは期待できませんが、メーカーはある程度は可能だといっています。
樹脂、金属
その他の熱交換ユニットは、樹脂製のものと、金属製のものがあります。
樹脂製のものは、和紙の熱交換ユニットの高耐久タイプとして使われています。
ただし、樹脂の膜は。湿度を交換しません。
金属の場合は、熱交換にはとても有利ですが。湿度は交換できません。
いずれにしても、熱交換ユニットの選定はいろいろな組み合わせから最適なものを選んでいただきたいと思います。
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