断熱等級7のススメ 6 まとめ
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年9月13日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第412号》》》
建物の理想形
断熱等級7は、これまで話してきた事を総合すると、建物の理想型になると思います。
この図を見ていただけるとよくわかると思います。
上の図が理想形で、冬の居室間の温度差が小さくて全体的に暖かいのに対して、下は住宅が寒いので、局所で暖房をしている事が解ります。
その結果として、ダニが発生したり、結露が生まれたりと温度差からの無理が生まれてしまいます。
それに対して、断熱等級7で全館連続空調を行う事で、屋内の温度差を極端に小さくできます。
その結果として、建物全体の劣化も防がれる可能性が上がります。
結露が少ない建物になれば当然ですね。
更に、中にいる人が健康になるということを解っていただけるのでは無いかなと思います。
医療費を考慮した経済的な住宅断熱性能
近畿大学の研究発表に戻りたいと思います。
この題号にあるような、『医療費を考慮した経済的な住宅断熱瀬能』という論文が出ています。
レジュメを見ると、家庭あたりの医療費が断熱性能とのグラフになっています。
それを見ると、UA値0.9(w/平米K)と0.3(w/平米K)の住宅を比べると、医療費は、年間9万円ぐらいのものが、5万円以下と、4万円ぐらいの差がある事が解ります。
ということで、医療費の差が4万円というのは多いの小さいのか?ということになります。
住宅ローンの期間で比べると、160万円のコスト差でしかありません。
ですが、病気になるリスクにどのぐらいの費用を払えるのか?
ということまで考えるとこの投資は大きいのかな?と思えるのです。
これらを活用して、断熱等級7がいかに魅力的かをお客様に伝えていただければ幸いです。
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