HEAT20 G3探求 1

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株式会社MXエンジニアリングの湊です。

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《《《2022年7月26日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第368号》》》

エコ全盛

Twitterでは、プロ施主が相変わらず頑張っています。

プロ施主といっても様々でして、ZEHで充分という事を主張されるグループと、G3の方が圧倒的に快適という方がいらっしゃいます。

このHEAT20のG3という性能は、去年出てきたものです。それまでは、G2まででした。

この水準の性能があれば、ドイツのパッシブハウス研究所の提唱するパッシブハウスという性能もおおよそクリアしますし、新住協の提唱するQ1住宅は完全にクリアします。

ところが、経済的なメリットは、断熱等級4⇒ZEHとか、断熱等級4⇒HEAT20のG2ぐらいまでと比べてもそんなに出ないのです。

これは、正直頭を悩ませる所ですが。今回はG3のメリットを簡単にお伝えしていきたいと思います。

HEAT20 G3

G3をクリアするためには、窓と壁に分けて考えてみます。

6地域の場合は、UA値を0.26以下にしないといけません。

このUAのAはアベレージですから、平均値という意味です。

表面積の面積按分ですから、窓が全体のどのぐらいかによって、基本的にはUA値は良くもできれば、難しくも出来ます。

1620のような吐き出しが沢山あれば、UA値を上げにくくなりますし、腰窓のような小さな窓だけで構成する建物は、比較的性能が良くなります。

先日、北海道で取材させてもらった手ものは、UA値0.22ありましたが、吐き出しは1階に1本、2階に2本と最小限でした。

窓のサイズと性能が建物の正確を決めると言っても過言ではありません。

一般的には、日本の一般的な家屋の平均 25%、平均的な和風建築 30%、濡れ縁などを用いた和風建築 35%、建築基準法の定める最低の大きさ 14.3%(居室の床面積の1/7以上)となっています。

非常に大雑把にいえば、住宅の表面積全体の20~30%が窓という事になります。

つまり。壁の25%窓U値+75%その他(外壁+屋根+床)のU値となります。

この結果が、0.26w/平米Kを下回ればいいので、こんな感じですね。

計算が面倒なのでメーターモジュールとして、間口が6メートル、奥行き8メートル、高さが7メートルの建物とします。窓は、壁の25%ですからざくっと49平米。

面積は2階天井48平米、床48平米、窓を覗いた壁147平米になります。

窓部分 トリプル U値0.9程度(これが固定)

その他の部分   U値0.138程度

おおそよこんな感じですね。

この場合の壁の部分の断熱性能に比べて、屋根が2倍、床が0.8倍程度とします。

48平米が壁の2倍、床の48平米が壁の8割とすると壁のU値は、0.45w/平米Kとなります。

壁0.145w/平米K、天井(屋根)0.073.w/平米K、床0.18w/平米K

とってもややこしいですが、こんな計算をしています。

窓の無い壁が147平米、天井が48平米、床が48平米の総2階とする。

窓以外の平均U値は、0.138は必要になります。この時に、屋根が2倍、床が8割しか性能が無いとするという形計算をします。

式的には、こんな感じです。

壁(窓無し)面積x熱貫流率+屋根面積x壁の2倍+床x壁の8割を窓を抜いた面積で割ると窓以外の面積の熱貫流率を計算できます。

続きは、この数値を使って実際の壁の性能を調べていきます。

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    Posted by 湊 洋一