断熱等級6と断熱等級7 1
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアングの湊です。
さて、今日も工務店さんの役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年10月18日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第447号》》》
断熱等級で差別化するために
これから工務店が必要なポイントかちょっと書いてみます。
これからの注文住宅は、ZEHではちょっと厳しいです。
理由は大手分譲会社が、ZEHつまり、断熱等級5を標準にし始めているからです。
であれば、注文住宅は断熱等級5=ZEH性能ではちょっと厳しい。今後は補助金もZEH以上でないと出なくなってきています。
つまり、今まで断熱等級5で高性能といっていたのが、断熱等級5だと普通になるのです。
であれば、断熱等級6にしないとお客様に訴求できません。
それから、更に、何をどうすべきか?という視点で書いていきたいと思います。
単に断熱材を厚くする?
断熱等級6は充填断熱だけで、問題無く達成できます。
この順番で、整えます。
- 窓の性能を見直す
- 断熱材を少し厚くする
- 基礎断熱を使う
コストがかからないのは、この順番です。
窓は、全部トリプルにしなくても断熱等級6は実現できます。
ただし、全て樹脂サッシにしてください。
YKKAPのAPW330か、LIXILだとEWですかね。
今で気密に関しては、YKKの方が良いという評判でしたが、EW以降は遜色なくなっていますので、どちらか安い方で良いと思います。
次に、断熱材を厚くするですが、これはグラスウールなら16Kを24Kに変えるなどで対応できます。もちろん高性能16Kのママでも行けますが、その場合や屋根・天井の断熱を少し厚めにしてください。
目安は壁の2倍です。今まで壁と大差が無いという工務店さんも多かったと思いますが、2倍以上にしてください。
最後は、基礎断熱にすることです。
これは計算式によっては、有利不利がありますが、従来の計算式が使える間は、そのままで良いと思います。
気密パッキンに変えて、基礎断熱化してください。この時に、床にガラリが必要になります。そうでないと床下に湿度が貯まってしまって、床下がカビだらけになってしまいます。
まずは、これでUA値を検討してイモラというのは良いのかなと思います。
明日は、更に実際のお客様への提案を考えます。
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